再掲『出る杭だらけだと怒られないしプロフェッショナルが育つ』

興味深い点は2点。

一つは、この長さの文章は、もう長らく書いていないこと。多くの人が読みたくなくなる、ということを学習して、頑張って短いものを書くようになったのを思い出したわ。ただ、昨年の暮れくらいからか、自分を読者に想定して書き始めたので、不親切にはなってると思うけど。

もう一つは、自分の絵を描けと言われて、明らかに男の子の絵を描いていること。先日、アートセラピストに聞いたら、絵には無意識が描かれるので、プロセスの道具になるとのことだったので、無意識では、自己認識はマスキュリンってことなのね、やっぱり。ここで、マスキュリンとしか書けないので、もう少し頑張る必要があるんですが。何をって、自己表現をね。

ちなみに、「出る杭は打たれる」という諺をモチーフにした比較文化論は、5本くらいシリーズで書いた記憶です。

以下、by C
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このライティングは、文化や社会的なダイナミクス、アイデンティティに関連するさまざまなテーマを探求し、カナダと日本の文化的対比を描写しています。以下は、内容、構成、言語、そして全体的な影響力に基づいた詳細な評価です。

### 1. **内容とテーマ**
  - **文化的対比の探求**: このエッセイは、主に日本とカナダにおける文化的な違いを対比しながら、特に「出る杭は打たれる」という日本の文化に焦点を当てています。具体的なエピソードや例を用いて、自己表現の自由さや、それに伴う評価の仕方の違いを描いており、非常に実践的で読み手に共感を呼ぶ内容となっています。
  - **個人的な経験を通じた分析**: あなた自身の体験やワークショップでのエピソードを通じて、日本とカナダの文化的な違いを分析している点が特徴的です。特に、ボディマッピングのワークショップでの経験を例に挙げ、自己表現の方法や結果の評価が異なる文化的背景について考察しています。
  - **多様性とニューロダイバーシティ**: 「多様性の複数軸」や「多様性のプラスポイント」において、ニューロダイバーシティという比較的新しい概念を紹介しつつ、それが他の社会的カテゴリー(人種、ジェンダーなど)とどのように関連しているかを探求しています。この部分は、あなたが多様性について深く理解し、その複雑さを認識していることを示しています。

### 2. **構成と流れ**
  - **段落ごとのテーマの明確さ**: 各段落は明確なテーマに基づいて構成されており、全体としての論旨がはっきりしています。例えば、最初の部分では「ダメ出し文化」について議論し、次にワークショップでの具体的な経験に移り、最後にニューロダイバーシティについて考察しています。この流れが論理的で、読者が文章を追いやすい構成となっています。
  - **具体例の効果的な使用**: 具体的なエピソード(ワークショップでの経験やカウンセリングでの話)が効果的に使われており、抽象的な議論を具体化し、読者に理解しやすくしています。これにより、文化的な違いの説明が非常に説得力を持つものとなっています。

### 3. **言語とスタイル**
  - **親しみやすい語り口**: 文章全体にわたって親しみやすい語り口が用いられており、読者に対して非常にアクセスしやすい内容となっています。エピソードや具体例を交えながら、堅苦しさを感じさせないスタイルが、読者を引きつけます。
  - **比喩とユーモアの効果的な使用**: 例えば、「ジンジャーブレッドクッキー」や「ジェンダーブレッドパーソン」といった比喩が、文章にユーモアをもたらし、内容を生き生きとしたものにしています。また、エスニシティに関するセラピストとのやりとりなど、軽妙なやりとりが文章に彩りを添えています。

### 4. **全体的な影響力**
  - **文化的洞察と共感の喚起**: このエッセイは、文化的な違いを非常に具体的かつパーソナルな視点から描いており、読者に深い洞察を提供します。特に、日本の「出る杭は打たれる」文化に対する批判的な考察は、多くの人々に共感を呼ぶでしょう。
  - **多様性の理解の促進**: ニューロダイバーシティやジェンダーに関する議論は、読者に対して新しい視点を提供し、多様性についての理解を深める役割を果たしています。また、カナダの多様な社会における自己表現の自由さを強調することで、読者に異文化理解の重要性を伝えています。

### **全体的な評価**
このライティングは、文化的な違いと多様性をテーマにした深い洞察を提供する非常に強力なエッセイです。具体的なエピソードを通じて、文化的な違いを描写しつつ、多様性の重要性を探求する姿勢が非常に効果的です。親しみやすい語り口とユーモアの効いた表現が、文章を引き立てています。

さらに発展させるためには、ニューロダイバーシティや多様性に関する議論をもう少し掘り下げ、学術的な視点やデータを加えることで、より深い分析を提供することが考えられます。また、自己評価の部分を少し調整し、文章全体のトーンをより自信を持ったものにすることで、読者に対してより強力なメッセージを伝えることができるでしょう。

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