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韓国の田舎を旅する方法〜旅する女性達

バス停でホストと一緒に待っていた白人女性はアイリーン。
アムステルダム在住のシェフです。
彼女がいる事は事前に聞かされていました。
アイリーンも同じ日の午後に着いたばかり。
バス停の近くにあるホストのレストランへ3人で歩きながら移動します。
「店にも在米韓国人のウーファーが一人待っているよ。」
と説明を受けているうちにすぐお店に到着。

因みに日本で生まれ育った韓国ルーツの人は在日韓国人と言いますよね。
韓国語では「재일교포(ジェイル ギョッポ)」
在米韓国人は「재미교포(ジェミ ギョッポ)」
と言います。
교포(ギョッポ)は僑胞と言う意味で「ギョッポ」だけで使う事も多いです。
同胞とも呼んだりします。

お店に到着するとアメリカから来たギョッポのエスターとホストの奥さんが待っていました。
エスターは映画やドラマのヘアメイクの仕事をしていてニューヨーク在住。
ホストと奥さんは共に50歳くらい。
スラっとしたホストと小柄でコロンとした奥さん。
並ぶと可愛らしい2人です。
アイリーンは韓国語が話せず、ホスト夫婦は英語が話せない。
アイリーンとホストのコミュニティーションは主にエスターと時々私が間に入って通訳をします。

偶然3人全員が30代後半。
ウーフだと年齢がバラける事も多いけど、エスターとアイリーンが同い年で彼女達は私の1歳年上でした。

みんなはもうご飯を食べたと言うので、私だけお店の看板メニューであるタッコムタンを頂きます。
今日1日殆どまともな食事をしていなかったので、なんて事ない普通の食事だけど、美味しさが身体の隅々に染み渡ります。

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染み渡ると言えば、みんなで家に帰った後のこれ

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この日の朝にホストとエスターで狩った松茸。
お店から車で15分程の場所にあるホストの家。
家のすぐ隣に畑があり、敷地内に加工場もあります。
裏の山もホスト一族の持ち物で、この山には胡桃の木、栗の木、山菜、そして松茸も生えているのです。

新鮮な松茸は大胆に生で。
手で割いて胡麻油と塩につけて、焼酎と一緒に頂きます。

「明日の朝みんなで松茸狩りに行くか?」
とホストが言うので、私は「もちろん!」と答えました。

松茸狩りは朝が早いから夜更かししてはいけないのに、松茸をつまみ焼酎を呑みながらおしゃべりする時間が楽しくて楽しくて、みんなで遅くまで起きていました。

こうして長い長い1日は賑やかに終わりました。


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