見出し画像

置くと部屋がちょっと明るくなるもの

実践してみたらちょっと日々が楽しくなったなと思ったことを書こうと思う。いくつかあるので、今後思いついたときに書くようにしたい。


さて、あなたは自分のために花を買い、部屋に飾ったことがあるだろうか?


お花屋さんはいろいろなところに存在するものだけれど、
特別な日や贈り物以外で、日常的に花を買う習慣がある人って実は意外と多くないのではと思う。

かくいう私もそうだった。

数年前まであまり花に興味がなく、お花屋さんの前も素通り。

特に花束や切り花を手にする機会といえば、贈り物用か、お墓参り用の仏花くらいか。

実家の庭には、植物好きの母が植えた花たちが季節ごとに綺麗に咲いていたけれど、それを愛でることもあまりしなかった。

それがある時、たまたま花を贈る機会が多くなり、お花屋さんに通うようになった。

店内に置かれる花を見ているうち、自分の部屋にも飾りたいと思うようになった。

考えてみれば、近頃は贈るばかりで贈られる機会はほとんどない。ましてや自分用に買ったことなどなかった。

もともとインテリアに関わる仕事をしていたこともあり、部屋を雑貨などで飾るのは好きだし、植物を取り入れたインテリアも素敵だということは当然知っている。

だというのに、どうしてか自分の部屋に植物を置く習慣が全然なかった。

造花なら何度か買って飾ったことはあったが、生花はなんとなく手を出しづらかったのだ。

試しに気に入った薔薇を何本か買い、ガラスの瓶にさして寝室に飾ってみた。

不思議と気分が良い。目に入るたび、ちょっと嬉しくもなる。やはり造花とは違う良さがある。

そういえば、人に贈ってもらった花束を飾っているときそうだったな。と思い出した。

なぜだか花は贈ったり贈られたりするものというイメージがあったけれど、こうやって自分で買ってインテリアの一部として飾るのも楽しいものだ。

そこから、頻繁に花を買っては飾っている。

今までちゃんと見ていなかった母の庭も、じっくり見るようになった。

私が気づいていなかっただけで、庭にはとても可愛らしい花が沢山あった。それを眺める時間が楽しいことも、母が時間を見つけては手入れをする理由もよくわかった。

今では部屋に置けるような小さな鉢植えも置いているし、気に入った切り花があれば買ってきて飾るようにしてる。

ピンクの薔薇が特に好き。それから、良い香りのする花も。

花瓶もだんだん増えてきたので、その花に合うデザインの花瓶を選ぶ時間も楽しい。
ガラス製のシンプルな花瓶はどんな花にも合うし、手軽におしゃれっぽく見えるのでおすすめ。


花を飾る習慣がないという人は、一度、一輪だけでも飾ってみてはどうだろうか。

花瓶がなければ、家にある適当な瓶やグラスにさしても良いと思う。それだけでもかわいい。

部屋がちょっとだけ、楽しい空間になるかもしれない。

状況的に、なかなか花を買いに行くことができないという人は、通販を利用するという手もある。

少量の花を定期的に届けてくれるサービスもあるようなので、そういうのを試してみるのも良いかも。

花を飾ったらネガティブが治るとか、劇的に何かが変わるってわけではないけれど、こういう「ちょっと楽しい」が一秒でもあると心が楽になる気がする。

「ちょっと楽しい」をどんどん増やして、最終的にすごく楽しい毎日にしたいよね。


(今日の見出し画像はこちらから拝借)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?