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後悔のない女優人生を!動き出した米倉涼子さんの“挑戦”

井上公造です。

先日、米倉涼子さんのエンターテインメントショー「Ryoko Yonekura -DISFRUTA 2021-」に行ってきました。このショーは、米倉さんがデビュー以来所属していたオスカープロモーションから独立し、個人事務所「Desafío」を設立してから1年を記念したスペシャルイベントです。


日替わりゲストも豪華で、1日目はモデルのヨンアさん、2日目はTBSの安住紳一郎アナウンサー、3日目は鈴木京香さん、4日目は西田敏行さん&岸部一徳さん。ちなみにボクが行ったのは3日目。ゲストの名前を知らされていなかったので、京香さんの登場にとても驚きました。


ショーは、米倉さんの代表作にもなっているブロードウェイミュージカル「シカゴ」の劇中歌の歌唱から始まり、トークコーナー、ゲストコーナー、アルゼンチンタンゴの披露と盛りだくさん。アルゼンチンタンゴでは恋人のアルゼンチン人ダンサーも登場し、情熱的な世界にグッと引き込まれました。

米倉さんによると、昨年1月にアルゼンチンに行き、とても刺激を受けたそう。見るものすべてが美しく、カルチャーショックも含めて、かなりアルゼンチンにハマったとのこと。

アルゼンチンといえば公用語はスペイン語ですが、米倉さんの個人事務所の名前もスペイン語で「私は挑戦する」の意味。今回のショーのタイトル「DISFRUTA(=楽しい)」もスペイン語。いかに彼女がアルゼンチンに魅了されているのかが伝わります。彼女の性格的にも、あの情熱的な文化は合うのかもしれませんね。


そんな米倉さんにとって、今回のようなショーは初めてのチャレンジでした。そもそも、彼女の独立の一番の理由は、新たなことにチャレンジするため。ゲストの京香さんに先輩としてのアドバイスを求めていましたが、謙遜しながらも京香さんが答えたのは、「1つだけ言えるのは、今やりたいことをやらないと後悔するよ」。現在の心境にぴったりだったのか、米倉さんが真剣に、深くうなずいていたのが印象的でした。


米倉さんのように当たり役となった主演ドラマがいくつかあるような女優さんだと、いわゆる“安定した生活”を求めるなら、今のポジションでいれば安泰でしょう。それでも彼女は、安定よりも、“自分の本当に望む生き方”を選びました。プロ野球選手がメジャーリーグに行くように、サッカー選手がヨーロッパリーグを目指すように、彼女は女優としてのさらなる高みを目指し、動き出しました。それが、ブロードウェイでの本格的な活動なのです。


コロナ禍で計画は一旦ストップしているものの、本来なら今年、ブロードウェイで「シカゴ」とは違うミュージカルにチャレンジする予定でした。海外での活動を応援している実業家もいて、彼女のためにブロードウェイに劇場を購入。現在、現地のエンターテインメント再開に合わせて改修中だと聞きます。おそらく彼女も再開を見込んで、さまざまな準備をしているでしょう。


また、オスカー時代に米倉さんを支えていた敏腕マネジャーも、今年になって個人事務所に合流。頼もしいスタッフとともに、いよいよ本格的に始動したその序章が、今回のショーだったんです。

ステージに立ち、イキイキとしている米倉さんを見ていると、「今までとは違う景色を見たい。絶対に見る!」という強いエネルギーを感じました。


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写真は、米倉さんが考えたショーの食事メニュー。お酒なども細かいところまでこだわりが見られました。

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