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韓国旅行 6月 2日目_1 リーアム美術館、OUR Bakery

2日目、最初の行き先は、サムスンが運営するリーアム美術館。
その前に、漢南洞の「OUR Bakery」というカフェで朝食をとることにした。


漢南洞散策

漢南洞と言えば高級住宅街として名高い。
漢江鎮駅から「OUR Bakery」まで、坂道を下りながら住宅街の中を歩いて行く。
時間があれば立ち寄りたいカフェや飲食店が点在する街だった。どのお店もスタイリッシュでありながら小ぢんまりとして居心地がよさそうだった。

カフェのように見えるがホルモン料理屋だった

上の写真は、은마양대창というホルモン料理のお店。行ってきた人のブログを見ると、実においしそうな店である。次回ぜひ行ってみたい。今回行かなかったのが悔やまれるほどだ。。。

OUR Bakery

我々が目指すのは最近人気のカフェだという「OUR Bakery」だ。
高級デパ地下「グルメ494」のエリアに入っている。

「グルメ494」

大規模なマンションの地下に「グルメ494」は広がっており、そこは広々とした高級スーパー&フードコートだった。

高級感=グルメ494

この「大規模なマンション」は、後で知ったことだが「ナインワン漢江」という超高級マンションであった。
ワールドスターであらせられるBTSジミン様、RМ様が購入したということで名を馳せるだけあってハイクラス感を出しまくっている。

「OUR Bakery」では、パンを三種類とコーヒーを注文。
コーヒー豆が二種類あって選べますとのことで、酸味が強くないものを選んだ。

パンは15種類くらいはあったかと思うが、カロリーが高そうなパイとかデニッシュ系のものが多かった。

旅行中は罪悪感を感じている場合ではない

写真左のパイはハチミツの甘さとオリーブの塩気が絶妙で非常においしかった。今回の旅行全体でも指折りのグルメな一品だったと思う。

真ん中のプレッツェルのようなやつは、店員さんが半分に割って分厚いバターをはさんで供してくれる。発酵バターのような味わいで、一口目は「うん?食べたことない味。。味薄い?」と思うが、二口三口食べるうちに、だんだん癖になってくる。つまりとてもおいしかった。

右のパイは人気商品らしいが、見た目通りのパイ&チョコで普通な感じ。特にここでなければ食べられない味というわけではなかった。

価格的には一つが4500~5500ウォンくらいで、良い材料を使っていそうなのに(&漢南洞なのに)意外に手ごろかなと思った。

「OUR Bakery」で気を付けるべき2つのこと

1 絶対に大きなボトルを使って手の消毒をしてはいけない。これは「ガムシロップ」である。
こんな大きなシロップ何に使う?パンも甘いのに?と思うが、韓国ではこの店だけでなく、金浦空港のカフェなどでもこれくらい大きなシロップボトルがあった。アア(アイスコーヒー)にでも入れるのだろうか。。。

何も考えず、習慣的に手をのばしてしまった我々は、まんまと罠にはまり、手を洗いに行くことに。。。あんなにガムシロップがテカテカするものだとは。この旅行で得られた新知識である。(笑)

2 食べすぎ注意
見た目にそそられるので、ついつい買いすぎてしまうかもしれないが、3つを友人と半分ずつ食べた結果、おなか一杯になりすぎて、食欲減退してしまった。旅行中の胃袋管理は本当に重要である。

ナインワン漢江の外壁に沿って歩く

おなかを満たしたところで、リーアム美術館に向かう。
ナインワン漢江は警備施設がしっかりしていて、外から内部を伺い知ることは全くできない感じだった。外壁だけでも見ていこう。

リーアム美術館

常設展と企画展があるのだが、いずれもホームページから予約が必要。
開催中の企画展「マウリツィオ・カテラン《WE》」は人気が高く、予約期間である2週間分すべてが「売り切れ」だったので常設展を予約。

美術館のロビー

受付で予約のメールを見せ入館の手続きをする。スタッフの皆さんは非常に丁寧で親切である。無料で観覧できるうえに親切。すばらしい。

音声ガイドを借りる人は、身分証明書(パスポートでも免許証でもなんでも良いみたいだった)を受付に預ける。リュックのような大きなバッグはロッカーに入れるように指示される。カメラなど身の回り品は持って入れる。

受付で「企画展が2週間分すべて売り切れなのだが」と聞いてみると、人気で予約枠がすぐに埋まってしまうとのこと。どうしても見たい場合は、ホームページの予約画面を何度もリロードして空きが出た瞬間に予約してみるとか、、、と裏技はなく努力が必要なことを教えてくれた。

ロビーにはマウリツィオの作品にちなんで鳩(のはく製のようなもの)が様々なところに装飾されていた。ミュージアムショップにも鳩がいたりして、展示エリアの外まで作品の世界観をひろげて見せているところなど非常に凝っているなあという印象。ぜひ企画展も見てみたかった。

常設展は青磁や白磁などの陶磁器、仏像など韓国美術が中心。
奈良時代の仏教美術が好きな私にとっては、その元となっている韓国の仏像を沢山見ることができて大満足。
韓国は朝鮮戦争の際に多くの仏閣が破壊されたり焼失してしまっているので、当時の美術品はあまり残っていないである。

しばらく展示を見ていくと、VRゴーグルを装着して何かを体験している人がいるエリアに到着。体験を希望する人は壁沿いに座って待つようにとのこと。何が見られるのか全く分からないが、サムソングループが見せてくれるのだから、通り一遍のVR作品ではなかろうと期待して待つ。

이상한 행렬(おかしな行列)というVR作品のようだ
VR作品のもととなった絵画

20分ほど待って体験。一人の体験時間は5分くらい?かと思う。
VRの内容は、リーアムが所蔵するこの絵画を元ネタにしているとのこと。
人々が行進する姿から始まり、やがて人々が雲や星になり宇宙になり、また行進に戻り、、というスケールの大きな作品だった。
伝統のものだけでなく新しいものも観たかったので、VRも体験できて満足度がさらにアップした。9月10日まで体験できるようだ。

ミュージアムショップには素敵なものがたくさん。。。

ミュージアムショップにはマウリツィオに関連した商品のほかにも、センスの良いミュージアムグッズや韓国の現代作家の作品などが売られていた。

私は写真のマグカップが欲しかったのだが、8万ウォンほどしたので、踏み切ることができなかった。。。すりガラスのような材質で、茶色からグリーンのグラデーションがとても美しいカップだった。。。

リーアム美術館の常設展を楽しんだ我々は、次の目的地である「woolf social club」へと向かう。

>>2日目_2へ続く。。。


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