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デンマーク旅行記2022(コペンハーゲン編)

こんばんは〜。
みなさま、いかがお過ごしでしょう。

じつは私(かおり)先月に、1週間ほどデンマークへ行っていました!
ずっと焦がれていたデンマーク。
日本に帰国の際の手続きが緩和(?)されることがわかった瞬間に飛行機のチケットを購入したのです。

そう。これは完全なるプライベート旅行(笑)
出張ではないので、お仕事では一切ありません。そして観光でもなく、ただ友人たちに会いに行っただけなので目新しいお店も、おいしい食も登場しません。(おそらく登場しない)

特に役立つ旅行記ではありませんが、今のデンマークがどんな感じなのかはわかると思います。あと2回は続くと思うので、しばらくお付き合いいただけると嬉しいです♪

■9月17〜18日

直行便は値段がめちゃ高いので、行きはタイ経由でカストラップ空港まで。久しぶりの空港の感じ、じ〜んときました(涙)飛行機の窓から見える朝日もなんだか懐かしかったです。

デンマーク入国には9月時点で特別な書類やテストは要らず、コロナ以前と変わらないパスポートチェックだけ。かなりスムーズに入国できて、飛行機から降りたら速攻みんなマスクを外していたほど。空港に友人が迎えに来てくれていたので、空港のベンチでコーヒーを飲みながらSMIカードをデンマーク国内のものに変更しました。

重た〜いリバックパックを背負っていたので、一旦、滞在先の友人の住まいへ電車で移動。道中はデンマークらしい曇り空でした。

(↑友人のお部屋。最上階からの景色はきれいだったぁ!)
(↑トイレとシャワーが部屋には付いています)

彼女はコペンハーゲン大学に通っていて、今は寮に暮らしています。コペンハーゲンやそのほかの大きな都市では家賃がとても高いため一人暮らしをする人は少なく、だいたいシェアハウスや寮で暮らしているんです。

寮といってもコペンハーゲン大学の寮ではなく、周辺のさまざまな大学生が利用できるので、いろんな大学の話が聞けて楽しそうでした♪

ここはフロア(右側)の人たち共有のキッチンです。各々がご飯を作ったり、話に飛び入り参加したり、昨日友人のインスタを見ていたらここでみんなでジャック・オー・ランタンを作っていました(笑)

テーブルにはいつも誰かが花を飾っているそう。学生寮のキッチンとはいえ、オーブンがしっかり付いていて羨ましかったなぁ。

オーブンの反対側には冷蔵庫と冷凍庫がずらり。
こんな風に紙が貼ってあって、誰がどの段を使っているかわかるようになっています。

私も中高と寮生活だったのでわかるんですが、冷蔵庫の中って管理がなかなか行き届かないんですよね。これなら争いは起きなさそう。

ルームツアーも一通り終わり、部屋で今日は何をしようか話していると次第に美しい秋晴れに!行きたいお店はとりあえず明日に回して、今日はのんびり森を散歩してサウナに行こう!ということで予定はまとまりました。

ちなみにですが、上の写真。中央右側あたりがコペンハーゲン中心部です。
こうやってみると、ね。本当にパンケーキのように平らな国でしょ。

友人お気に入りの森を散歩したのち、初めて行くサウナへGO!
彼女がいつも行く施設のサウナは今日はお休みだったので、インターネットで探してきたこのサウナ。時間予約制だったのでバスに乗っていそいそと向かったのですが、これが、本当にどこにあるのよ?!というような茂みの先にあってですね……。(途中自転車に乗ったおじいさんにこの先に何かあるか聞いたりした)

ようやく発見できたのがこの景色です。楽しそうな雰囲気満点です(笑)

白と青の縞模様のワゴンがサウナ室。
時間になると地元の人や観光客でギューギュー。そこにアロマオイルを垂らして音楽に乗りながらタオルを振り回すスタッフがいて、(熱波師のデンマークバージョン)室内はかなり盛り上がりました(笑)アロマも、カモミール、ホワイトミント、ティーツリー、ジンジャー&オレンジなどいろいろあって、今朝デンマークに降り立ったばかりの身には沁みた。
途中で限界になったら外に出て目の前の海にドボンです。これこれ〜♪

男女関係なく青空の下で着替えるので裸になるのをためらう人にはオススメできませんが、私も友人もかなり気に入りました。

夕飯にいい時間帯になったので、帰りに近所のスーパーで今晩のご飯の材料を買うことに。

さて、ここに写っているのが友人のRenéです。彼女の服装を見てわかる通り、9月下旬のデンマークは寒かったぁ!!長袖なのは当たり前として、コートやジャケットの人、ニットの人、ストールを巻いている人など街の人はバッチリ防寒済み。私もこの次の日には薄手のコート買いました。

本当に、寒かった。

スーパーを懐かしい気持ちで歩いていると、こんなものを発見。
これ、「Creme Fraiche」といってヨーグルトのようなもったりとした質感のクリームなんですが、ここに専用のフレーバーパウダーを混ぜてポテチを食べるときにディップするんです。

日本ではあまり見ないですよね?
デンマークに住んでいたときは、こうやってみんなでチップスを食べていたのを思い出してまたまた懐かしい気持ちになりました。チップスを買いに行くと、だいたいこれもセットで買うのがお決まりでした。これがあるのとないのとではデンマーク人のテンションが違う。

夕飯も食べ終わり(ニョッキを作りましたぁ)部屋に戻って明日の予定を話していると、おもむろにキャンドルの火がつけられたあたり、「あぁ、デンマークに帰ってきたんだな」と実感。この外の明るさで、確か夜の7時過ぎくらいだったかと思います。

ちなみに、後ろに見える扇風機。
以前はあまり見かけませんでしたが、デンマークにもあるんですよ〜。
なんせ今年のデンマークは観測史上最も暑い夏だったそうで、なのに室内にクーラーがある家庭はまだそう多くはない。この寮の部屋もしかりです。

想像してみてください。炎天下。小さな窓しか開かず、室内で過ごす姿を。
……ということで、彼女の部屋に扇風機があるというわけなのです。

■9月19日

この日はお昼まで大学で授業があるとのことなので、友人は先に部屋を出ました。……が、起きると朝ごはんの準備が♪

嬉しい。ありがとう!

特にデンマークらしいものはありませんが「コーヒーにはいつもオーツミルクだったよね」という彼女の記憶力の良さに感動した朝でした。ただしコーヒーメーカーの使い方がわからず(笑)壊すのが怖かったので、ただのオーツミルクを飲んで済ませることに。

電車に乗って10分ほどでコペンハーゲンの中心部へ出ます。

ここは『TorvehallerneKBH』。地元の農作物や花が売られていたり、コーヒショップやレストランもある場所です。この日も天気が良くて、お昼前でしたが外のテラス席には観光客や地元のマダムたちが楽しげにおしゃべりしていて、なんだか清々しい気持ちになりました。

TorvehallerneKBHを通り過ぎ、待ち合わせ場所のコペンハーゲン大学へと向かいます。歩いてすぐそこなので、本当に都会の大学だと思うのですが校舎はとってもクラシック。授業終わりの友人が校内ツアーをしてくれました。

ここは中庭。お昼ときだったのでベンチや芝生の上でランチ(+日光浴)している人が多くて、のどかな雰囲気でした。

ここの校内にはカフェが3箇所あって「ウサギ」「こうもり」「タツノオトシゴ」という名前がデンマーク語でつけられています。(確か、あってるはず!)「ウサギ」ではコップは通常のマグカップを使用。校内を持ち歩けますが、飲み終わったらまた「ウサギ」までコップを返しに行くルールです。一杯5Kr(約100円)でした。

この先は旧温室で、今はフリールームだそう。グループワークをしている子たちやお昼ご飯を食べている子がいました。

私たちもお昼は大学内のご飯にすることに。
大きなカフェテリアにはパニーニなどが売っているのですが、ストリートフードという校内のスタンドにはホットミールがあるということで、そちらにGO。

この日は週に1度のビーガンメニューの日で、メニューはチリコンカンでした。(正確には「カン」は牛肉を指すらしく、これはチリコンカンとは言わないらしい)重さで値段が決まる方式。カードで支払えました。さすが脱現金の国。

私はパクチーが得意ではないので抜きましたが、本来の姿はこちら。写り込んでいるマグカップが「ウサギ」で買ったコーヒーです。このカップを後で返しに行く。

外の芝生で食べるでもよかったのですが、面白い場所があるとのことでついていくとそこはBarでした(笑)大学校内にあるBar。凄まじいビール推しです。日本では聞かないですよね。ちなみにミラーボールのぶら下がったパーティーホールも校内にはありましたし、ちなみにちなみに教会も校内にはあるそう。

さて。ここからコペンハーゲン歩きはスタート。なんと今までのは序章にすぎません(笑)

まず向かったのが、大学からほど近くにある植物園「Botanisk Have」です。(グーグルマップには「コペンハーゲン大学植物園」とあった)ここは無料で入れます。

もう、嘘みたいにきれいな場所です。人も多すぎず、少なすぎず、芝生に寝転んでおしゃべりに興じたりベンチに座って本を読んだりと、みんな思い思いに時間を過ごしていました。

芝生にはこんな小さな立て看板が。芝生にどうぞ座ってね。的な内容です。KOZでもピクニックブランケットを販売していますが、芝生に座るほとんどの人はブランケット(もしくは自分のコート)を敷いて、のんびりとリラックスしていました。

植物園を出て次に行ったのが「Sømods Bolcher」という手作りの飴屋さん。昔ながらの製法で作っていて大好きなんです♪

確か、今の女王のお母さまもここの飴が好きで、よく一人で買いに来ていたと聞いたことが……。護衛を付けずにシティライフを楽しむのが、デンマーク王室流なのかもしれません。

お気に入りのルバーブ味の飴を買ったところで、寒いのでコートを買おうとお店に向かっていると店前に見覚えのある姿が。

……!

あら、プラントボックス。

多肉植物が植えられていました。もっと上手く写真が撮れればよかったのですがなんせ門が大きくて、道は狭くて(と、言い訳)。ここで無事コートが買えました。これでも滞在中、寒さに怯えることはなくなりました。

ここは ferm LIVING もオススメしていた「Democratic Coffee」です。パンも楽しめるので、ちょこっと小腹が空いたときのコーヒータイムにはぜひ!

私はお腹いっぱいで今回は行かなかった。

さてさて。ここがどこかわかりますか?
看板をよく見ると答えが(笑)

そう、「PICO」にも行ってきました。仕事じゃない旅なのにね。
気になっていたので寄ってみました。

店内は色であふれた夢の空間☆一緒に行った友人はプレゼントを購入し、私もついついヘアアクセサリーを買っちゃいました。へへへ♪
近所にはレストランやカフェもある雰囲気のいい通りにあったので、次回はこの周辺を探索するのも楽しそうだなと思いました。

そして、もちろんここにも行ってきましたよ!

そう!

ferm LIVING です〜♪♪♪

中心部からバスに乗って向かう途中にあのクリスチャニアがあって、あ、この辺にあるんだと思わず笑ってしまいました。建物の壁をはう植物の葉が色づき始めて、秋の訪れを感じさせますね。

建物の向かい側にはボートハウスが。のんびりとした、いい場所です。

お店の入り口にアワーグラスポット発見!これだけあると華やかで存在感があります。

店内はこんな感じ。イベントなのか、小さな小屋が建っていて、その白いキャンバス地の壁には「あなたにとって家とは?」という問いに対する来客者のメッセージが書かれていました。

じっくり店内を見て、ほうほう、こうやって使うと(飾ると)素敵なのね、とすごく勉強になりました。そしてちゃっかり買い物もした。

陽も傾きはじめたので中心部に戻り、今流行りの「JAGGER」というハンバーガー屋さんで夕飯にすることに。

ここ、すごく人気なんですって。食べている間もどんどんと人が来る。
あっという間に満席でした。ストロイエ通りから脇道に入ったところなので、観光で訪れても行きやすいと思います。

友人のオススメのフライドチキンバーガー。

普通に見えるでしょ?


すっッッッごくおいしかったんです!教えてくれてありがとう。観光だったらまずハンバーガー屋さんには行かないと思うので、友人にまたしても感謝感謝です。

そうこうしているうちに陽もとっぷり暮れ、帰宅。明日は、コペンハーゲンを発ちます。

続く。


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