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ハリボテのキラキラに中指を立てろ

キラキラした生活と言われてどんな生活を思い浮かべただろうか。

DIOR、CHANELのリップと綺麗なネイルを自慢げにあげた投稿ができる生活だろうか。
それともアフタヌーンティーに行く生活か。
はたまた、サークルの同期と浴衣を着て納涼船に乗り、ビール片手にワイワイする生活だろうか。
友達の酒を浴びるように飲み、シーシャに行く生活かもしれない。

先に結論を言えば僕はそんな生活クソ喰らえだ。

ただのインキャの嫉妬と思ってくれてもいいが、少し待ってほしい。

僕はその生活には中身がないと思っている。いわばハリボテだ。

高級ブランドのコスメも、素敵なネイルも、アフタヌーンティーも、納涼船も、どれもこれもどこの誰かも知らない”インフルエンサー”が挙げていることで、大半の若者や(僕もまだ若者だが)学生はそれらに憧れる。バイトや親からの小遣いで金銭的に十分な状況になると、こぞってインフルエンサーという型の模倣をしだすのだ。

そこにあるのはあの人、もしくは身近にいるあの子みたいにキラキラしたいという見栄だけだ。
見栄には中身がない。中身がない=本質が見えていないのだ。
だから僕はいわゆる”大学生らしい夏休みの過ごし方”だったり、”キラキラ”を唄うサークルが嫌いなんだ。


ここまでだと、僕が愚痴を言っているだけの記事になってしまうので、現役大学生の僕が思う中身のある生活を述べよう。
今多くの大学生が夏休みだろうし、夏休みについて話そうか。

結論から言えば、孤独で新しいことに挑戦する夏休みだ

まず、大学生にあって、社会人にないものを考えてみよう。

答えは、

暇な時間

なのだ。
長い長い夏休み、僕の大学だとおよそ2ヶ月間ある。短いところでも1ヶ月以上あるはずだ。
そんな膨大な時間がある夏休みなのに、普段から仲がいい友達やサークルのメンバーと共に時間を過ごしていては勿体無いんじゃないかなと僕は個人的にだが、思っている。
そうするよりも、初めて一人で海外に行ったり、Netfrixを見る時間を読書の時間に変えて知識をつけたり、ジムに行って筋トレを始めてみたりする方が中身がある夏休みなのではなかろうか。

人生には分岐点がある。その分岐点は中学受験をするか否かだったり、高校受験で自分より高いレベルの高校を受けるか、相応のレベルを受けるかだったりする。
多くの人は”ブンキテン”と聞くとこんなたいそうなことを思い浮かべる。
そしてその思い浮かべたのは過去のことであったり、遠い未来のことであり、現在にはフォーカスされていない。
人生の分岐点なんてものは、今この一瞬にだっていくらでも存在している。
僕だってこの記事を書く前はベッドでゴロゴロしながら本を読んでいた。
このままダラダラするか、記事を書いてアウトプットするかの分岐点に立たされていたのだ。
そこで僕はあえて面倒臭い方を選び、記事を書いている。
それは自分が嫌だな、めんどくさいなと思う方向にこそ成長できるチャンスがあるからだと信じているからだ。


安全な道をとるか、危険な道をとるか。僕は間違いなく危険な道をとる。
-----安定した道を取り続けて自分の人生を「生きた!」と言い切れるのか?

岡本太郎は「自分の中に毒を持て」でこう語る。


話を始めの方に戻そうか。
DIOR、CHANELのリップと綺麗なネイルを自慢げにあげた投稿ができる生活。
時々アフタヌーンティーに行きそれを系統の揃ったインスタのフィードに投稿する生活。
サークルの同期と浴衣を着て納涼船に乗り、ビール片手にワイワイする生活。

こんなハリボテで中身がスッカスカの生活をして

私/俺は自分の人生を生きてやったんだと声高らかに言えるのか?

安全な道=もうすでに知っている、慣れている事でなくて、
危険な道=新しいことに、孤独で没頭する事を選ぶべきだと僕は強く感じている。

ハリボテのキラキラに中指を立てて、実のある孤独にピースしよう。

それでは良い1日を。







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