雪と梅

4月の気候だった昨日から一転、朝から気温はどんどん下がって寒い一日です。
こざるちゃんは、すぐ近くの図書館へ向かっています。

「あ! 」

みぞれのような雪のような、白いものが空からポツポツ落ちてきました。

「今が一番寒い時期だからね。」
こざるちゃんはニット帽に、マフラーをしています。
「昨日はいらなかったんだけどね。」

図書館が見えてきました。

「わぁ、梅だ、梅が咲いている!」

図書館の前の公園の梅の木、たくさんのつぼみがついていて、
ひとつ、ふたつ、咲いています。

「真冬だけど、春に向かっているんだ!」

こざるちゃん、嬉しくなって うんうん頷きます。

「こういう日は、やらなきゃならないことは先延ばしでいいよね。
それで 帰ったら、ゆっくりお茶を飲もう。
食パンをトーストして、バターを塗って 溶けてキツネ色になったところに リンゴジャムをのせるんだ!」

心も体も ふんわり休ませよう、そう こざるちゃんは思いました。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
もう一月も終わりですね。
よい毎日でありますように (^_^)