優しい店員さん
寝る前の一時、今夜のこざる達は 皆で お喋りをしています。
「昨日の おやつ、とっても美味しかったねー。」
「うん! いちごみるく大福!」
「甘酸っぱいイチゴと ふわふわの生クリーム!」
皆、うんうん頷きます。
「それから あの店員さん!!」
「とっても優しかったねー。」
「うん、お店出た後も 嬉しくて しばらくニコニコしながら歩いてたから、ちょっと不審者みたいだったかもねー。」
一昨日、Tweetで見た ファミマの いちごみるく大福が食べたくて、
こざる達は 昨日、買いに行きました。
でも売り切れてしまったようで、ありませんでした。
「それで、そのお店から 30mほど歩いたところにある 別のお店に行ったんだ!」
そして、めでたく発見して、無事に買いました。
「でも、そこのお店は 初めてではないけれど、それほど行かなくて、とっても広いから、どこにあるのかわからなくてウロウロしてしまって、そしたら 店員さんが声かけてくれたんだ。」
店員さんは「何か お探しですか?」と 声をかけてくれました。
「それで、いちごみるく大福を探しています、って言ったら、案内してくれてねー。」
「レジ係の店員さんも ニコニコして優しかったね。」
「レシートに 割引券がついているからって、教えてくれたんだよ。」
いつも行くお店の店員さんが無愛想なわけでは決してありません。
普通にちゃんと接客をしていますし、こざる達も嫌な思いをしたことは一度もありません。
「たぶんね、いつものお店の店員さんは、ちゃんとやっているんだけど、マニュアルの域を出ていないんだと思うよ。」
もちろんそれが間違っているわけではありませんし、問題はありません。
「昨日のお店の店員さんは、きっと人柄が出ていたんだよね。」
「そうだね、優しい人柄が出てたんだよ。」
皆、うんうん頷きます。
セルフレジに「ありがとうございます。」と言われても、ちっとも嬉しさを感じません。
マニュアルの域内で、気持ちがこもっていないからです。
でも それで用は足りています。
「昨日の店員さんの 『ありがとうございます。』は、とっても嬉しかったなぁ。」
きっと その時に、しあわせホルモンやら、しあわせな脳波が出ているのだと思います。
「また買いに行こうよ!」
「うん! そうしよう!」
「また食べたいもんね!」
コンビニのお菓子は手頃な価格で 美味しくて、そしてあんなに種類があって、どれにしようかいつも迷ってしまいます。
「よし、じゃあ寝よう!」
「はーい。」
こざるちゃんが、目覚ましをセットします。
「おやすみなさーい。」
こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。
読んで下さって、どうもありがとうございます。
甘いものを食べるとホッとして、心地いい時間に浸れます。
よい毎日でありますように (^_^)
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