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本を読む幸せ

 本を読むことが、とても好きだ。
本という物体も好きで、本がたくさんあるところ、
図書館や 本屋さん、図書室、ああいう空間にいると幸せを感じる。
 雑誌やテレビで 本がたくさんある人の家(大体は作家さんだが)を見ると
いいなぁと羨ましく思う。

 読みたい本はたくさんあるけれど、読むスピードは早くないので、
あれも読みたい、これも読みたいと思いながら、
いつも時間が足りないなーと思っている。
 そして忙しい時に限って、その反動なのか、ますます読みたくなる。
きっと一時的な逃避を脳が求めているのだと思う。

 吉田篤弘さんの『空ばかり見ていた』の中に
『彼女の冬の読書』という物語がある。
冬になると毛布に埋もれて読書する女性が登場するのだが、
いいなぁと想像して、うっとりする。
あれをしなくちゃ、これもしなくゃと、時間に追われずに
好きなだけ読書していたい。
本を読んで、お腹が空いたら食べて、眠たくなったら眠って、
目が覚めたら、また本を読んで。

 そんなことを思っていたら、
美智子様が、昨日、10月20日に誕生日を迎えられて、
そのお言葉の中で、公務を離れたら本を読みたいとおっしゃっていた。
「これまでにいつか読みたいと思って求めたまま,
手つかずになっていた本を,これからは1冊ずつ時間をかけ
読めるのではないかと楽しみにしています。
読み出すとつい夢中になるため,これまで出来るだけ遠ざけていた
探偵小説も,もう安心して手許に置けます。
ジーヴスも2,3冊待機しています。」
 皇室に入られてから長い間、ずっと公務の毎日で、
多忙な人生を送られてきた美智子様。
ジーヴスも読まれるのかと思い、また私も読みたくなった。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
アナログ人間なので、本は紙のものから未だに離れられません。

よい毎日でありますように (^_^)

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