４月１７日から５月６日の明け方までの土用期間について 　　1844文字

春から夏へと季節が移り変わる時。
年４回の土用のひとつが　この時期の土用です。

４月１７日～５月６日の立夏まで

５月６日、暦では立夏　夏の季節となる。
本当に暑くなるまでには　時間がかかりますが　エネルギーは立夏を迎え　夏のエネルギーへと切り替え終了になります。

明け方　東西南北の空端から　ずーっと雲が広がっているのを 見た事がありますか？
空に太陽が昇り始めると　温かくなった空気が流れる。
明るくなった頃　今まであった雲が消えてゆくのを　見た事があるでしょうか？
雲が消えて　晴れて温度が上がる。

夏のエネルギーは　明け方の太陽の様に　時間を経て　暑さを運んで来る。
このエネルギーの変換の時期が土用。
土用が終わると立夏。　夏の季節へ。

体験と感覚　気学の先生方と話をしていて　人に影響が出やすいのが　４月と１０月の土用だと思っています。

土用の期間、間日について

土の中に神様がおられるので　土はいじってはいけない　
と言われています。

私と同じ気学の流派でも「間日」という物を　言い始め　使っている方も　おられる様ですが、、、
私としては　食べ物を落した時の　３秒ルールみたいな感じに捉えています。
エネルギーの移行期間の土用の中で　１日だけ都合よくエネルギーが止まる日は無いと思うのです。

地鎮祭などの日程調整が　どうにもならない時、
「間日」として取り扱っている神社がある様です。

この数年で　出て来た「間日」を使う方法は　恵方巻の様な　都合の良い、後出しじゃんけんみたいだと思い　気学の仲間達と面白がって話をしております。
間日を信じ、使いたいと考えるのであれば　使ってみて　体感してみるのもいいかもしれません。
命を落とす様な事は無いと思いますので　ご心配なく　

どの様に過ごせばよいか

・疲れやすくなるので　しっかり休む事
・気持ちが落ちやすい。土用が終われば元に戻りますが
　今落ちてる人は　少々注意

やってはいけない注意点
・基礎工事
・地鎮祭
・木の植え替え
・穴を掘る
・畑の掘り返し、田植え
・ガーデニング

そうは言っても　農家の方の農作業は　やらねばならぬ　事でしょう。
体力が落ちやすい時期なので　しっかり食べて　しっかり休んで　十分に気を付けてくださいね。
農家の方は　腰が痛くなった程度の話は聞きますが　知る範囲で　大きな事は起きてなさそうです。
手伝いの方には　様々な事が体に起きていますので注意が必要です。
仕事にしてる人と　そうでない人の違いなのかもしれません。

ゴールデンウィークで　張り切って　家庭菜園などをされる方もいますが　転んで怪我、具合悪くなり寝込む、腰を痛める、目が腫れる　など　いくつもの事例を見ています。

家庭菜園、ガーデニングは　５月６日の明け方までの辛抱です。
４月１６日までに　土の作業をやり終えて　ゴールデンウィークに苗を揃え　５月６日の午前中から　家庭菜園、ガーデニングを楽しめる様、予定を組んではいかがでしょうか？

私は土用期間に 草むしりしませんが　とても伸びが早い時期です、どうしても気になり　草むしりしたい方は　しっかり食べて　しっかり休んで　疲れを持ち越さない様にして下さいね。

食べ物についての俗説

夏の土用の丑の日には「う」のつく物　などの話がありますが、、、
土用の丑の日の話は　皆さん　御存じの通り　昔の鰻屋さんのCMでした。
それが何故か「丑の日」で「う」のつく食べ物を食べよう　となってしまいました。
なので　今回の土用は「戌」で「い」のつく物　と言われてますが、、、　　実は、今月は「辰」の月。

夏の土用は「未」の月です。
が「土用の丑の日」をベースに作られた　夏の土用は「丑」の月かの様な　不思議な干支の使い方になっています。
そこから数えると　今月の干支は「戌」という事になり「い」のつく食べ物そして何故か？「白い物」となっているのです。

食べ物に関しては「ラッキーフードの方が　確実に意味があるよ」
ラッキーフードを信じなかったとしても「旬の食材の方が体にいい」と思います。

恵方巻の様に　遊び心やイベントとして捉えるならいいかもしれませんね。

旅行宿泊について

もうひとつ　大きく避けてもらいたい事があります。
旅行、宿泊　東南の方位での宿泊は避けてください。
今年は特に危険がはらんでいるので注意が必要。
エネルギーの強い　辰の方位東南。
普段　自分の吉方位で使う時は　エネルギーが強く　とてもいい方位です。
が、今回の土用で宿泊してはいけない方位に加え　特に今回は凶方が重なると考えてください。

以上が　土用の話になります。
健康で穏やかに過ごせます様に。