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移住10年目の振り返り
2011年4月、長男の小学校入学のタイミングで東京から長野に移住。東京-長野の二拠点生活を経て2014年の夏から長野勤務。標高1100mの高原に居を構え、ほぼ毎日、雲の上から700mほど下山して街に行く日々を過ごしています。
兎にも角にも(良くも悪くも)子育てに翻弄され続けた10年間で、それはまだ継続中なわけですが、今振り返ってみてしみじみ思うことは…
ほんとにほんとに移住して良かった!(いろんな意味で)
ということです。
当然、良いことばかりではなく、時折り大変なこともあったし、都会暮らしと比べて圧倒的に不便で面倒で煩わしいことも多々あった訳ですが、それらをひっくるめても総じて良かったと思えることの方が多い、というのが10年経った今のところの結論です。
今のところの…としてるのは「良かった」/「悪かった」なんて判断はその時々の置かれてる状況次第な訳で、もし移住1〜2年目とか、長野勤務になって仕事が大きく変わったばかりのタイミングで問われていたら「う〜ん、微妙(正直、ちょっと後悔…)」とか答えていただろうなと。まあ、そういう思いも経て、今後もどうなるかは分からない訳ですが、少なくとも現時点では心から移住して良かった!と思っているということです。
最近、ようやく少し時間的な余裕が出てきたこともあり、ここら辺で一旦人生の棚卸しをしなきゃという中年男ならではの焦りと、昨今コロナ禍の影響で地方移住という選択肢を考えてる方々が増えているのであれば、こんな私の経験談でも多少は何かの参考にはなるのでは…、との思いがふつふつふつと湧いてきたので、この度雑文ではありますが思いつくままに、長野に移住に至った経緯から、その時々で思ったこととかを書き記しておこうと思い立ちました。
基本的に文章を書くことは好きだったりするのですが、Facebookとかの本人が特定されるSNSでは、こういう投稿は一部の方にはネガティブにとられるかな…とか勝手に自意識過剰モードに陥ってしまい、結果、無難な内容で時折近況報告する程度になってしまってます。 noteではなるべく思いを赤裸々に吐露したいと思ってるので「小雪男」を名乗らせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
written by 小雪男 / koyuki_otoko
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