夏の終わり

いや、まだ梅雨明け発表されてませんけど?とはいえ今日めっちゃ晴れてますけど!ほんで、めっちゃセミ鳴いてますけど!


いろんなきっかけが重なって、ふと森山直太朗さんのプレイリストをダウンロードしたんです。出勤退勤の電車の中で聞いていると、【夏の終わり】が流れてきました。からの、このタイトルです。

数少ない青春時代のお話です。よかったらお付き合いください。


この曲を聴くと、いつも高校の文化祭を思い出します。高校の文化祭といっても、田舎の公立高校だったので、外部への開放もなく、こじんまりとしたものでした。それでも非日常は楽しくて、準備から当日まで、とてもいい思い出として残っています。その証拠に、曲を聴くだけで当時に戻れるほど。

もう忘れちゃいましたけど、文化祭は1日だけじゃなくて数日間あったんですよね。それで、最終日は体育館に集められて、優秀賞の発表とかがあって、最後の最後に実行委員が作成した文化祭のムービーが流れるんです。そのときに使われていた曲が【夏の終わり】。

ムービーを流すためにカーテンをひいて暗くした体育館。

10月で涼しくなったとはいえ、全校生徒が集まっているので窓は全開にしていて、風に揺れるカーテン。

イントロとともにスクリーンに映し出される文化祭の様子。

部活最優先で文化祭の準備はあまり手伝わなかったし、陰キャラ気味だったので先頭集団(?)にいたわけでもないのに、気付くと涙が流れていました。選曲からして、アップテンポのノリノリ系じゃなく、しっとり思い出系だったのが余計に響いたのかも。


【夏の終わり】ってなんであんなに切ないんでしょうね。紫外線アレルギーにとっては待ち望んだ季節なのに。全力で太陽を浴びることができなくても、キラキラした夏が終わるのは少し切ない。


森山直太朗さんのプレイリストはどれも心に響いて、電車で流し聞きするには重たく、この曲だけじゃなく、何度も感情を噛みしめるように立ち止まったけれど、【夏の終わり】は立ち止まるどころか、涙が。

まだまだ夏は始まったばかり。紫外線との闘いの日々は長いですが、【終わり】を思うと、今年の夏は意識して楽しんでみようかな。

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