自己肯定感が高すぎる人は迷惑?
この間出逢った人に言われました。
「自己肯定感上げましょうって言うけど、
自己肯定感が高すぎる人は迷惑だよね」と。
ええ、そうなんだろうか。
と、私は思ってしまいました。
自己肯定というのは、
自分自身を肯定することです。
行動も発言も、容姿も性格も
自分にまつわることすべてに
「これでいい」と肯定できる、受け入れている状態が
自己肯定感の高い状態だといえます。
その人曰く、
「自己肯定感が高すぎると、自分の意見を絶対として譲らない。
自分に非があったとしても引かないし、謝らない。
自分自分となっているヤツが多すぎる。」そうで。。。
それって自己肯定感が高すぎるんではなくて
ただのわがままな人なんじゃないの・・・?
と思ってしまった私。
そもそも自己肯定感の高い状態の人は
他者を不快な気持ちにさせないように行動しています。
発言や振舞いも含めて、
相手を不快にさせる行動をした
自分のことを肯定できなくなるからです。
自分を肯定できなくなるような言動は、始めからしない。
それが自己肯定感の高い人の特徴といえます👆
よく考えて行動していること自体がすごいなと思うのですが
それを普通にできる人は無意識にできるようになるまで
相当な努力をしたのだろうと感心してしまいます🥺
とにかく
人を不快にさせる、輪を乱してよしとしているなど
それでも「自分が正しい」と肯定している人は
自己肯定感の高い状態とは真逆をいっているのです。
こんな自分でも認めてほしい、
正しいと言ってほしいという
外への承認を求めてしまっている状態・・・
むしろ自己肯定感の低い、
【他人軸】的な要素が強いのではないかと感じてしまいました。
「自分はこれでいいと思っている」
という人の話をよくよく聞くと
自分自身を肯定している発言が多いことに気が付きます。
「自分はこれでいい」「こういう性格だから」
「こうやって生きてきた」「誰にも迷惑をかけていない」など。
あとは、言い訳が多いことも特徴の一つです。
「〇〇のせいでこうなった」「〇〇でなければよかった」など
自分以外の何かのせいにしてしまう発言が目立ちます。
どうしてこういった発言が増えてしまうのかというと
自分自身の行動に、ちゃんとした自信がないからです。
自分の言動に肯定できない部分があり、
それを見ないようにするため(自分がダメージを受けないため)に
自分以外の何かのせいにしたり、自分自身を肯定する発言をして
「自分は正しかった」と言い聞かせているんですね💔
本当は心の奥底では、自分に肯定できない
部分があることはわかっているんです。
でも、他の誰かに責められることがこわくて、
あえて虚勢を張ってしまう、過剰防衛をしてしまう。
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書いていると、完全に昔の自分そのものすぎて
いろんな人に迷惑をかけていたことを思い出します🤕
自己肯定感という言葉を聞くことが多くなった一方で
それによる弊害があるかのように思っている人が
多く存在していることも事実です😢
自己肯定感の高い状態の人が迷惑だなんて
そんなことはないんだよ、ということが
少しでも多くの人に伝わればいいなと思っています。
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