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2023年3月 全体の暦と季節柄

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こんにちは、
暦研究家のひさとみゆりかです。

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3月全体の暦よみ

三寒四温とはよく言ったもので、今年も同じようなリズムを感じています。

花も春色に色づき、少しだけ肩の力が抜けてきた頃かもしれません。

この3月は前々からお話ししている通りに2023年の大目玉。吉日が重なるように連なり、心がどんどん解放されていくでしょう。

テーマは“ひらく”。

3月の暦をみると十二直という暦注のなかで“開(ひらく)”というものが印象に残ります。またそれと加えて“成(なる)”もキラキラと輝く華々しい一か月。

心を開いて、自由になるそんな時を過ごせそうです。

詳しくみていきましょう。

甲子の満月
7日

いつもお月様のお話しはInstagramでお伝えしていますが、3月の月は満月、新月ともにスペシャルなのでここにも書きたいと思います。

まず月の前半7日に満月を迎えます。

ここから皮切りに一気に“開いていく”そんな気配があります。前日6日までが陰の暦である八専なのですが、もう「今までなんだったの?!」というくらいスッキリします。

六十干支のなかで一番の先頭である“甲子”で起こる満月は、満月でありながらも始まりを意味します。

満ち溢れたエネルギーのなかでのスタートなので新月のはじまりより、もっと安心したどっしりとした気でしょう。

もう準備ができていることだったり、十分に準備体操をして心も体も温まっていて今すぐ走りだせる、そんな状態にあるものが花咲いていくのだと思います。

これまで努力していたことがなかなか芽がでなかったり、報われなかったり、悔しい思いをしてきたかたほどあたたかなお手紙を受け取れるようです。

なので逆に言うと6日まではあまり深く考えたり焦らなくてもいいということでしょう。

とはいえ、そこで諦めてしまうのは非常にもったいないこと。自分のペースでいいので休み休み、少しずつ体を温め、ほぐしておくことが7日あたりの朗報につながってくるはずです。

またここから始める新しいこともよいタイミングとなります。

甲子の日から始めたことは長く繁栄していくと言われているのです。まだ何も動けていないというかたも、将来自分自身が受け取りたい“お手紙”はどんなものかを意識して7日からぜひスタートしてみてください。

己巳の日
12日

2023年はお金とのご縁が薄い‥というか、それ以上に人とのご縁や出会い運や恋愛・結婚運のほうにエネルギーが固まるのですが3月はお金の吉日も巡ります。

己巳の日という60日に一度巡る日ですが、この日十二直が“満”という気。

満ち溢れたエネルギーは7日の満月から引き続きずっとつづいています。

そして二十八宿は“房”なので、新しい事の始まりも応援してくれます。

お財布の使い始めなどこの後記載する最高吉日もあるので迷いますが、12日もよいときなのでタイミングがあえばこちらもぜひ。

またローンの契約や借入のご契約などであればこの日がよいでしょう。21日は最高吉日でありながら一粒万倍日が重なるため、借りをつくることには適しません。

ローンをし大きなお買い物などもあれば12日のほうがよいでしょう。

天赦日
一粒万倍日・社日・春分
21日

開運月の最大の目玉はこの21日でしょう。

たくさんの吉日が重なるのですがその中で一番大きいのは天赦日。暦上の最高吉日と言われ、一年に6回前後あります。

それだけでももう十分なのですが今年はそこに季節の変化である二十四節季の“春分”がピタッと重なります。ということは春のお彼岸の中日であり、これまたスーパーご縁日。

そしてお彼岸中の“つちのえ”の日なので、【社日(しゃにち)】も重なります。社日とは生まれ育った場所を守る産土神(うぶすなかみ)とのご縁日。これもかなり珍しい事です。

また一粒万倍日も加わります。

目に見えない世界とのつながりも大きく、また自分自身の成長を感じる社日もあり、奇跡的な出会いやご縁もつながりそう。

これ以上にないくらい天が後押ししてくれているイメージなので、ここは心をひらいて素直に望みを外に出したいとき。

夢への一歩も非常によいときです。

また翌日22日、2時23分には新月をむかえます。

この日も新月でありながらイメージはとっても明るい新月。物事の始まりにはもってこいで、21日が難しい場合22日でもよさそうです。(その場合、なるべくはやい時間、お昼前くらいのほうがよいです)

己卯でむかえる新月は、まだ見ぬ世界へ伸びあがっていけるそんな上へ上へのメッセージがあります。

自分の限界や上限、“これくらいで‥”という妥協はせず自由にイメージしてみてください。

3月の開運参拝

お彼岸
18日~24日

二十四節季の春分をさかえに7日間、春のお彼岸期間となります。春分は日照時間と夜の時間がちょうど半分半分になるときで、それを太陽の位置からみるとちょうど真東から朝日が昇り、真西に沈むときです。

仏教では真西のほうに極楽浄土、天国があると考えていたためあの世(彼岸)とこの世(此岸)が一番近くなるときと考えてこの期間をお彼岸としています。

私たちから亡くなったご先祖さまに、感謝を伝え、その魂のつながりを感じられるとき。

お墓参りはこの期間はよいときで、行けないかたも手を合わせなくなった方やご先祖様を思い出すとまたご縁が一段と深くなるでしょう。

3月の整うこよみ

私と言えば、“お休みのこよみ”いわゆる陰のこよみを伝える人と思ってくださっている方もいてうれしい限り。

ここでは整うこよみとして調整の暦や、陰のときをお伝えします。

というのも、陽のとき、いわゆる吉日は陰のときが“整っていないと”自分自身によい影響が受け取れないからです。

陰というのはネガティブなことでも、マイナスなことでもありません。ご自身を整えていく大切なときです。

休息が難しい世の中ですが、ぜひこのトトノウ暦を意識して過ごしてみてください。

八専(陰の暦)
~3月6日まで

⇒3月は開運月とお伝えしていますが、6日までは薄いグレーな雲がかかっています。陰の暦の8日間である“八専”が2月末から続いてきています。

なんだかもやっとする、気が散ることはこの期間よくあることで、うまく休みやご褒美タイムを入れつつ進んでいきたいとき。

7日から一気に開けていきますので準備を行ってはもったいないので、集中したいことに気をむけてエネルギーを大切に使っていきましょう。


十方暮れ
3月27日~4月5日

⇒3月後半からは陰の暦の10日間、十方暮れがスタート。一旦落ち着いて物事を整理していくときでしょう。

あれこれ予想外の展開になっているかたはこの期間に整えてほしいので、なるべくスケジュールをつめこまず、リラックスタイムや余白をいれておいて。

ここでお休みできるのでそこまでは猛スピードのなか走りぬけるように体力をつけておきましょう。

※昨年まで記載していたお月様のお話しはInstagramにて配信いたします

ワクワクした3月の展開を“自分ごと”として楽しめるように。

前半の八専では気を集中させて物事に取り組んでください。

あちこち気が散りすぎては、上へ伸びあがるエネルギーが分散してしまいます。

ここぞの気の集中をいかにみせられるか、6日までは踏ん張りどき。

その後はあっという間に過ぎていくときのなかで、自分自身の中心をどこにおくのか意識しておくといいでしょう。

整う暦もスケジュールに入れ込んで、どうぞすてきな3月をお過ごしくださいませ。

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