リモートワーーーーーク!!!(子ども付き)

書きかけの記事を3本放り出して、今日の記事は
リモートワーク(子ども付き)
です。

弊社でもとうとう出社人数制限がはじまりまして。
一日の出社人数は1フロアにつき、3人までとなりました。
その結果、出社とリモートワークを一日置きにくり返すという地獄のような勤務形態がはじまりました。
そして、昨日が初めてのリモートワーク日だったのです。

リモート環境

昭和も早い時期に創立された弊社は、事務環境もまさに昭和です。
ここ数年でだいぶ電子化が進みましたが、まだまだ数多くの紙資料と手書伝票とハンコが存在します。
そんな会社が事務職も含めて在宅勤務。
青天の霹靂とはこのことです。
しかもお偉方が言い出した開始日は、まさかの「明日から」
弊社、情報システム関連の独立部署がありません。
誰がリモート環境準備するの、と思っていたら。
「各自で家に持ち帰ってできる仕事を探すように」
もう投げっぱなし好きだよね、弊社。

結局、使われていないノートパソコンを引っ張り出し、アカウントとメールを設定しましたよ。
自分で。

というわけで、なんとかノートパソコンを入手して、マウスと電源ケーブルも発掘し、リモートワークができるだろう環境を整えたのですが。

本当の試練はここからでした。

6歳男児といっしょ!

うちにはおそらくADHD+ASDの6歳男児、ケイがいます。
ADHD特性については男児には珍しく多動少なめ、不注意優勢な子です。
そして、私の在宅勤務にはもれなく彼がいっしょです。

朝、座卓にノートパソコンを設置してメールを打っていると、背中に乗っかってくる20kg
お仕事中は構えないのだと諭せば、泣きくずれる。

そんなだとはおもわなかったー!
おうちにいるからあそべるとおもったのにー!
もうやだー!

おなじみの予定変更パニックです。
こうなることが分かっていたので前日の夜に話はしていました。
しかし、彼の想定する「あそべない」のレベルはせいぜい「土日に家事をするお母さん」のレベルでしかありません。
お仕事をする人、のレベルで「あそべない」というのは、本当にまったく「あそべない」のです。
今回はこのギャップで苦労しました。

お母さんはおうちにいるけどお仕事です。だから一緒に遊べません。
→(6歳)こんなにあそべないとおもってなかった!

お仕事の電話をしているときは静かに。大きな声は出しません。
→(6歳)プラレールをガシャガシャガシャー!

お仕事は時間でなにをやるか決まっています。なので、時間になったらお昼ごはんを一緒に食べます。
→(6歳)かたづけたくない! まだおなかへってない!
→(15分後)(6歳)やっぱりおなかへった。サンドウィッチ食べたい。
※昼食はやきそば。

落ち着け、落ち着くんだ自分。

取引先のほうが何倍も話が通じる気がして来ました。
ビジネスって、相互利益のための会話って、すばらしいですね。

業務終了、そして再び……

奮闘すること8時間、ようやく定時です。
業務終了です。

ケイもところどころで小爆発はあったものの、大半はひとりで遊んでくれました。
もともとひとりで遊ぶのが得意な子です。
集中しだすと1-2時間は平気で遊びます。
その特性をもってしても、おやつ頃には、
一緒にいるのに遊んでもらえない、返事もしてもらえないときがあるストレス
に耐えられず、「ママ」「ママ」とまとわりついていました。
仕事途中の人間としてはこれはもう非常にうっとうしい。
母親としてはがまんさせていることが申し訳ない。
しかし、少なくとも4月いっぱいはこれが続きます。
ケイにも慣れてもらわなければなりません。
彼は褒められた行動はすすんでやるようになる子です。私は彼に感謝を伝えることにしました。

「お仕事終わり、ひとりで遊んでくれてありがとう」
ケイは人の背中を両足で叩くのをやめて、それはすばらしい笑顔で言いました。
「おわった? おわった? すごろくやれる!?」

マジか。

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