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フリーランスが増えてきているいま、会社員にしかできない仕事とは

フリーランスはじめ、業務委託や複業もろもろ、会社勤め以外の働き方も目立ち始めた近頃ですが、会社の中にいるからこそ手掛けられる仕事もまだまだ多いです。

例えば、ゲームアプリの開発。
個人でもゲーム作成は可能でしょうが、金銭面やリソースを考えると、会社員だからこそ手掛けられる規模感が大きくなります。

例えば、システム開発も。
規模の大きな開発や、秘匿性の高いシステム(金融系とか)のプロジェクトマネジメントは会社員だからこそ手掛けられます。
もちろん外部アウトソーシングも活用しながらの開発になる場合も多いですが、委託側の方が受託側よりも権限も裁量もあるので、一般に面白い仕事だと言って差し支えないでしょう。

たまたま開発の例が続いてしまいましたが、より大きな予算、より大きなチームを回したいと思ったら、基本的には会社員が最良の選択肢だと思います。

仕事の面白さは規模ばかりでないですから、この辺りは好き好きですが、ただし、できればスケールの大きな仕事も小さな仕事もどちらもできるほうがスキルが高くて市場価値の高い人材であることは言うまでもありません。

フリーランスや業務委託など、働き方を重視したキャリア選択に注目が集まっていますが、企業が外部に委託する仕事には偏りがあります。
例外はあるにせよ、頭を使わない作業的なもの、定型化できるもの、業績への影響度が低いが無くせないもの、社内にノウハウがなくこれからノウハウを貯める可能性も低いものなどです。

こう考えていくと、まずスキルや経験を高めていくべく会社員として過ごし、あるタイミングで働き方を見直したいなどの理由からフリーに転身する人は転身する(しない人はそのまま会社員)というキャリアが、現代の正攻法のように思います。まぁ個人の希望を無視しているので、机上のお話に過ぎませんけども。

とはいえ、働き方ばかりではなくて、仕事の面白さという観点も引き続き忘れることなく、キャリア選択に取り入れてほしいと考えるところなのでした。

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