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2024年2月の記事一覧
「第一志望がダメだったら第二志望を選ぶ」とは限らない。
転職エージェントとしてマネージャーをしていたときの話。毎週の営業会議では、進行中の案件についてメンバーからの報告を受けます。
私がこう聞きます。
「Z社の進捗は次が最終面接なんだね、なるほど企業側の評価は高いのね。これ応募してるAさんは行きたいの?」
メンバーは答えます。
「本人は第二志望です。第一志望のところは企業の評価があまり高くなくて、一次面接結果を1週間待たされてるところなのでたぶん難し
内定通知書の記載ミスは意外とある
転職エージェントとして、企業も応募者も双方とも前のめりで、相思相愛のまま選考が進むことはとても気が楽です。
応募者に対して企業の魅力をプレゼンしたり、他の応募企業との優先順位の整理をしたり、そういった取り組みをしなくてもいいので、労力がかからないというのもあります。
もちろん、かと言って、他の応募先が現れたり、家族からの反対があったり、実は希望年収にミスマッチがあったりという事態になる可能性もな
「役員のスケジュールが取れない」せいで採用し損ねた企業の話
転職エージェントの仕事をするまでは知りませんでしたが、実は転職活動においてスケジューリングは相当重要です。スケジュール次第で、転職先が左右される例がかなり多くあります。
業界大手のZ社は、これまで新卒採用が中心で、加えてグループ親会社からの異動で人員をまかなってきたので、中途採用はあまりやってこなかったとのこと。私にとっては今回が初めての求人依頼でした。
そんななかなか応募者Aさんの評価が高く
転職して3ヶ月以内の退職があった場合【転職エージェントの仕事】
転職エージェントの仕事をしていて、なるべくゼロにしたいけどなかなかできないのが、早期退職です。
つまり、転職をしてから3ヶ月以内の退職です。
転職者自身も退職に至るまでは相当思うところがあったでしょうし、採用した企業だって本来あってほしくない苦労をした上にまた採用活動をしなければならない徒労感があるでしょう。双方にとって不幸せですよね。
早期退職に至る理由は様々です。
例えば、面接時に評価され
転職エージェントが考える、決断の上手な人の特徴
転職は少なからず人生の節目にあたり、人生の中でも小さくない決断の場面のひとつです。
転職エージェントをしていると、決断が上手い人と下手な人がいることを実感します。
決断が下手とは、
・優先順位がはっきりせずに決められない
・決めることを先送りしてしまう
・近しい誰かに助言された通りにしてしまう
・一度決めたのにいつまでも再考して悩み続ける
こんなイメージです。
一方で、決断が上手とは、
・頭の