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マジックウォンド

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2020年2月の記事一覧

マジックスクールのご案内

『マジックウォンド』では
マジックの上達を目的とした
マジックスクールを行っています

こちらはトリックを覚える一般的な講習会とは違い
『演じ方』『考え方』を学ぶ講習会です

ご興味がありましたらぜひご参加ください♪

『マジックウォンドスクール』
マジックウォンドスクールの目的
マジックウォンドスクールの詳細
マジックウォンドスクールの概要

『マジックウォンドスクールの活用術』
活用法
割引活

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マジック用語集

マジックの専門用語を紹介します

【カード用語】

デック(パック)
パケット(パイル)
サイド
エンド
コーナー
フェイス
バック

スポットカード
コートカード
インデックス

ディーリングポジション
エンドポジション(ビドルポジション)
メカニカルグリップ

スプレッド
>リボンスプレッド

ドリブル
>ドリブルオフ
>スプリング
>カスケード

キーカードロケーション

ダウンアンダー

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サロンマジック作品集

スタンダードなものの作品名を紹介します
検索などの参考にどうぞ

いくつかの作品については個人的な解説のリンクもついています
(下線のついたもの)

関連作品はメイン作品の後に『>』で記し
『→』はメイン作品を示しています

<アラカルト>
エッグバッグ
クレイジーダイス
新聞紙の復活
新聞紙の幻想
サムタイ
時差時計
スプラッシュボトル
ゾーンゼロ
チャイニーズステッキ
ドライカップ
バルーンド

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その他のマジック作品集

スタンダードなものの作品名を紹介します
検索などの参考にどうぞ

いくつかの作品については個人的な解説のリンクもついています
(下線のついたもの)

関連作品はメイン作品の後に『>』で記し
『→』はメイン作品を示しています

アウト・トゥ・ランチ

カップ&ボール
>3シェルゲーム
>チョップカップ
カラーリングブック

クレイジーマンズハンドカフス
→ラバーバンド

ゴーストハンカ

サムカフ

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コインマジック作品集

スタンダードなものの作品名を紹介します
検索などの参考にどうぞ

いくつかの作品については個人的な解説のリンクもついています
(下線のついたもの)

関連作品はメイン作品の後に『>』で記し
『→』はメイン作品を示しています

→インターナショナルコインマトリックス
→インターナショナル3フライ

ウイングドシルバー
→コインズアクロス

カンガルーコイン
→コインスルーザテーブル

コインインザボ

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カードマジック作品集

スタンダードなものの作品名を紹介します
検索などの参考にどうぞ

いくつかの作品については個人的な解説のリンクもついています
(下線のついたもの)

関連作品はメイン作品の後に『>』で記し
『→』はメイン作品を示しています

アウトオブサイト・アウトオブマインド
アウトオブジスワールド
アニバーサリーワルツ
アラビアンカード
アリボンゴの予言
アルコーランデック
>トスアウトデック
>マルチバンク

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現象と演出

最近はマジック業界全体が現象主体の作品にシフトしてきてるように感じます

ネット上にあるビジュアルな現象などはその筆頭です

こういったマジックは
キラーマジック、キラーイフェクトとも呼ばれ
その名の通り強烈な現象だけで観客を斬り倒してしまう強烈なインパクトがあります

一方、昔はもっと演出に力を入れた作品が多かった気がします

これには時代的な背景があるのでしょう
昔はトリック自体がチープでした

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「種明かし」はマジック界に必要か?

よく「マジシャンを増やすため、種明かしは必要」
というセリフを聞きます

私はこの考え方があまり好きではありません

近年、日本で最もマジシャン人口が増えた時期は
2000年代最初の頃
セロさん、ふじいさん、前田さんが
頻繁にテレビに出た時でしょう
そして、それらのマジシャンは種明かしをあまりしていません
種明かしをしなくても
充分にマジシャン人口は増えます

種明かしに頼る必要はないのです

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「種明かし」に対する考え方

マジックでは
「種明かしをしてはいけない」
とされています

これはあまりにも当たり前すぎる大前提です
しかし実際は、この「種明かし」にまつわる数々の問題が業界内で巻き起こることも事実です

そこで
この「種明かし」について
あらためて考えていきたいと思います

さて、そもそもなぜ
「種明かしをしてはいけない」
のでしょう?

これを端的に無矛盾で答えられるマジシャンは意外と少ないようです
しかし

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「種明かし」はマジックを殺せるか?

よく「種を知っていたら、つまらなくなる」というセリフを聞きます

私はこの考え方があまり好きではありません
実際、優れたマジックが「種を知った」程度のことで色あせることってありますか?

適切に演じられるエキボックはその原理を知っている人ですらひっかかりますし
適切に演じられるミスディレクションはその原理を知っている人ですらひっかかります
キーリングを知っていてもリングは繋がったように見えますし

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トランプとコイン

マジックではトランプとコインがよく使われます
なぜこの2つがよく使われるのでしょう?

単に
「これらが今までよく使われてきたから」
「これらがマジックに使いやすいから」
というのはマジシャン側の理由です
それはお客様には何の意味もありません

そこでこれらを使う理由付けが必要になります

実はマジックの表現は大きく分けて2種類あります

それは
具体的表現と
抽象的表現です

具体的表現とは魔法

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メモライズ①

マジックにおいて多くの場合
驚きとは
「『記憶の状態』と『現在の状態』の違い」
によって生まれます
これはしっかりと意識してください

「そんなの当り前じゃないか」
と思われるかもしれません

しかし、本当に理解しているでしょうか?

例えばCSBコインというマジックがあります
銀貨、銅貨、真鍮貨の3枚が様々に交換する現象です

大変不思議で効果の高いマジックなのですが
ビギナーがやると時々観客が

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演出のテンプレート

マジックにおいて
演出のつけ方には大きく分けて5つの典型的なパターンがあります

イフ系
チャレンジ系
ワールド系
ストーリー系
アーティファクト系

さらに、もう1つ。番外的な見せ方として
トリッキー系
があります

そして
それぞれの系統にはさらにいくつかの型に分かれます

・・・・・

『イフ系』

魔法がある世界を想像し、それを体現する演出

<願望をかなえる>(願望型)
<現実世界で「も

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構成の作り方①

マジックを演じる場合は漫然と現象を見せるのではなく
全体の構成を意識して見せることが大切です

そこで「構成の作り方」の基本を紹介します

構成の基本は三段構成です
三段構成とは序・本・結という段取りを踏むものです

優れたマジックはこの基本構成が成り立っています
(もちろん例外はありますが、それはこの基本構成を元にした上での『型破り』になります)

・・・・・・・・・・・

『三段構成(序本結)

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