あと3日後に死ぬとしたら
「あなたはあと3日後に死にます。さて、この3日間、どう過ごしますか?」
最近、この言葉を一日のうちで何度も思い浮かべるように心掛けています。
明日でもなく、1週間後でもなく、1ヶ月後でもない。
あと3日。
世界旅行に行くことも、
有り金全部使って豪遊することも、
会いたい人に会いに行くことも、
できなくはないですが、
やる。。?だろうか。。。
たいていは今日から3日間、きっちり予定が入っています。
主に仕事、主に約束。お休みであればお休みの予定が入っているでしょう。
よく、死ぬ間際に後悔しないように大切な人に「ありがとう」を言おう。とか「ごめんなさい」を伝えようとか聞きますね。
それも大切なことだと思います。後悔は無い方がいいです。
でも大抵の人は、その3日間を、予定通り普通に過ごすのではないかなー。。と思ってしまいます。というか、私はそうします。
そう思うと、いつもの日常が、全く違う景色に変わるのです。
今、打ち合わせをしているこの人は、もうこの3日の間には会わないから、会うのは今日が最後だな。
いつも買ってるお昼のお弁当。明日はランチの約束があるし、明後日は出先だから、もうこのお弁当を食べるのは今日が最後だな。
今歩いてる夕方のこの散歩コース。明日は飲み会だし、明後日は残業だからもうこんなにゆっくり夕方に散歩するのは今日が最後だな。
明日から出張で家を空けるこの人と、一緒に夕ご飯を食べるのは、今日が最後だな。
今。
今。
今。
今しかない。
あと3日後に死ぬとしたら、今しか無いのです。
死んだ後に、残された人の悲しみができるだけ早く癒えるように。
なぜあの時あんな態度をとってしまったんだろう。。そんな風に後悔しないために。
今できる、最高の最大の愛情を、精一杯を、
今、この瞬間に傾けて、目の前の人に、事象に注ぎ込む。
それしかできないな。
そんな風に思うのです。
日々好日。
今日という日はまたとやって来ない。
今しかない。今日しかない。
そう思ったら、今の目の前の事柄が、人が、とても大切だと感じるのです。自分の精一杯を傾けて対峙しようと思うのです。
すると、くだらない事や余計な事、人の目とか評価とか、そういうことが本当にどうでもよくなる。
今しかなかったら、自分しかないのです。
今、できることを精一杯やろう。誠意を傾けよう。
それしか出来ないのだなと思います。
そうしたら、今目の前にいて笑顔をくれる人がとてもありがたく、一緒に生きてくれている人に感謝の気持ちが湧いてきます。
そうやって今日を、今を
感謝と自分軸で過ごしていく。
それを今日一日、明日になったらまた今日一日。と繰り返していけたらいいなと、思います。
「あと3日後に死ぬとしたら、あなたはどうしますか?」
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