嫉妬は良いこと。
嫉妬は良いことです。
おそらくあなたは「いやいや、そんなことないでしょ!」と思っていると思います。
メンタルトレーナーの私は本当に、嫉妬は良いことだと捉えています。
それは、なぜかというと、自分の本当の気持ちがわかるからです。
たとえば、友人が結婚をしたことをSNSで報告したとします。
その投稿を読んだあなたの心は、ざわざわ。
素直に「おめでとう」が言えないどころか、イラッときてしまう…。
と考えたら、「やっぱり嫉妬はネガティブものじゃん!」と思うと思います。
この場合、なぜ嫉妬するかというと、あなたが結婚をしたいからです。
もちろんこれだけが理由ではなく、
「幸せになりたいから」「自分も好きな人とうまくいきたいから」などの理由が考えられます。
本人はイラッとしたりモヤモヤしたり、ネガティブな感情に支配されているかもしれませんが、
もっと深掘りして”なぜ私は嫉妬をしているのだろう?”と考えていけば、
根底ある気持ちと向き合うことができます。
過去の私の嫉妬
過去の私も嫉妬の嵐でした。
学生時代に、友人が「起業しました!」とSNSに投稿していました。
これに私は「どうせ失敗するよね!」と笑っていました。
嫉妬ですね。
このときの私の気持ちを深掘りしていると、
「チャレンジしてうらやましい。私もチャレンジしたい!けど怖い」です。
就活の時期、私は大学院に進学し、友人は誰もが知っている会社に内定をもらいました。
「その会社大丈夫?残業時間とかやばそうじゃない?」
「口コミ読んでみよ!やば。ひどいこと書かれるじゃん」
と友人の不安を煽っていました。
嫉妬ですね。
このときの私の気持ちを深掘りしてみると、
「1流企業に内定もらって、うらやましい。」
「給料も肩書きもいいなあ。自分はまだ学生だよ……」
でした。
嫉妬の嵐でしたね。
振り返ると、本当に。
嫉妬するから、本音に気づける
嫉妬することで、チャレンジしたい気持ち、給料、肩書きを気にする気持ちなどに気づくことができました。
もっと深掘りしていくと、私は自己肯定感が低く、常に劣等感を感じていたのです。
給料も、肩書きも、なにもかもすべて「私には価値がある」と思いたいという裏返しでした。
給料、肩書きがただほしかったわけではなく、
「自分に価値がある」と思いたいので給料や肩書きをほしいなと思っていたのです。
自己肯定感が上がった今の私は、給料も肩書きも気にしません。
「自分が好きなことができているか?」
「関わる人を笑顔にしているか?」
を大切にしています。
嫉妬は、自分と向き合う機会にしましょう。
あなたの心の奥底に眠っている本音と向き合いましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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