UIデザインの観点から見るGmail

今日は、昨日の記事の続きといったお話です。
先日、仕事でいわゆる「UIデザイン」をやることとなりました。

アプリのUIデザイン制作

なかなか言葉で説明するのが難しいのですが、何をやっているのかというと…

とあるモバイル端末に入れるアプリの、画面のデザインを制作していく、というものです。
まあ、普段スマホで使っているアプリの操作画面のデザイン、と言った方がイメージしやすいですかね。

奥が深い、UIデザイン

今回制作しているアプリは、製造業の現場の方が使うことを想定したものです。
なので、「いかに現場のユーザーが使いやすいか」という観点でデザインを考える必要があります。

言葉で言うのは簡単ですが、これがまためちゃめちゃ頭を使うし難しい…!
ユーザーに憑依してデザインを考えていきます。笑

最終的な目的は、一言で言うと「仕事の効率化」に繋げることです。
なので、いくらおしゃれなデザインだったりカッコ良いデザインを作ったとしても、使いにくかったら意味がありません。

僕は今まで、Webデザインやグラフィックデザインについては、ちょっとは勉強してきました。
しかし、今回のUIデザインとなるとまた別の領域です。

やったことないなりに、一つの画面のデザインを作ってみました。
そして、先輩社員にフィードバックを依頼。

GmailのUIデザイン

フィードバックをもらう中で、いくつかの気づきや学びがありました。

僕は、なんとなくの感覚で「ホームに戻る」と言うボタンを作っていました。
この、「ホーム」や「メニュー」って、なんとなくサービスやアプリには存在する気がしませんか?

その先輩的には、このホームやメニューがちょっと引っかかるそうです。
ここで、Gmailを例にして説明してくれました。

Gmail。
アプリを開いたりブラウザで見たりすると、最初に出てくる画面は「受信」の画面かと思います。

それがどうしたの?
と思いますよね。笑

要するに、「ユーザーがGmailを開く時は、どんな時か?」と考えた時に…
おそらく多くの場合、「届いたメールを確認したい時」だと思います。
つまり、最初に「メニュー」「ホーム」の画面が出てくるよりも、「受信」の画面が出てくる方が、ユーザーにとって使いやすいんですね。

もちろん実際にそうなのかどうかは、Gmailを作った人に聞かないとわかりませんが。笑
そのような観点で見ると「なるほど〜!」と思います。

Gmailに限らず、普段なにげなく使っているサービスやアプリは、このような「UIデザイン」が緻密に考えられているはずです。
そういう視点で見てみるのも面白いですよね。

そんな感じで、引き続きUIデザインに取り組んでいくことになりそうです。
日頃なかなか使わないような頭の筋肉を使うような感覚で、難しくもあり楽しくもあります。
いや〜、転職してみて、こんなこともやらせてもらえるとは…


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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