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アラフォーになると「ああ、もう時間は戻せねえんだなぁ」と実感する

たまにすっげえ昔に戻りたくなる日があるんですよ。具体的に言うと親に食玩を買ってもらってたぐらいの年齢。86年ぐらい?家の近くにパコールってローカルスーパーがあって、今でもなんとなく店内の配置を覚えてるんですけど、そこでよく食玩を買ってもらってたんですよね。レジ横にマガジンストッカーみたいなのがあって、ドラゴンボールの一話を読んだ記憶もあるんだよなぁ。でもジャンプは買ってなかった。コロコロも、ボンボンも。

食玩、好きだったんですよ。ビッグワンガムは200円?ぐらいで買ってもらえなかったけど、スイミングスクールの帰りなんかに森永のガンダムチョコボール買ってもらったりしてましたね。あとはネクロスの要塞とか、北斗の拳のビヨ消し、ガチャで言えばキン消しとか。フックトイの肌色したデッカイやつとか、キン肉バスターとかの必殺技になるやつとかもありました。

ガンダムチョコボールのMSVシリーズ、当時はロボットっていう認識だけで買ってて、その延長で当時は若干時代遅れになりつつあったモナカキットなんかも好きでした。300円の一色成形のアレ。ガンダムの白とも青とも言えない微妙な色具合が今でも好きでね。
母方の実家の近くに商店街があって、盆の時期にはそこでお祭りがあったんですよ。当時はまだ個人商店のおもちゃ屋も元気で、いつもは閉まってる時間帯に祭りだってんで遅くまで開けてて、里帰りしてた僕は貰った小遣いで普段は買えない1/100のガンダムとかGファイターなんか買ったりしてましたね。鈴屋っておもちゃ屋さんでした。

アラフォーになると「ああ、もう時間は戻せねえんだなぁ」と心の底から実感する。マジで胸にデッカイ穴が空いたみたいな寂寥感を感じる時がありまして、そんな時に「ああ、あの日に戻りてえ」って思うんですよ。パコールでお母ちゃんにガンダムチョコボールをねだったあの日に。祭りのテンションで1/100のガンダムプラモを買ったあの日に。

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