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小説を書きたいけれど

 今年の2月26日、月曜日に4年ぶりに「涌井大宴会」という自主企画イベントを京都の磔磔というライブハウスで開催いたします。
 東京オリンピックが翌年に延期になった2020年、関西では奈良のバスの運転手がコロナ感染し、大阪のライブハウスでクラスターが発生した頃、まだソーシャルディスタンスなんて言葉もなかった頃に開催して以来の開催です。

 コロナ禍はこのnoteにも短編小説をいろいろ書いて、毎回、数名の方に「いいね」を押していただき、それを励みにもしていたのですが、いざ、涌井大宴会を開催するとなると、なんやかんや、頭がそっちに向いてしまい、小説どころではなくなってしまった。
 涌井大宴会というのは、私がいろんな人物に扮して一人芝居をするイベントでして、今回は「カラオケの男」「専門家の男」「祇園の女」の三人を予定しております。それぞれのストーリーやセリフ、設定など考えておりましたら、なかなか小説を書くことができなくなってしまったわけです。精力的に短編小説を投稿していた頃、よく「いいね」してくださっていた方のアイコンを最近はまったく見なくなりました。
 いっぽうで、短編小説を書かなくなった私の投稿に変わらず「いいね」してくださる方もおられますし、そうなってから新しく「いいね」をしてくださるようになった方もおられ、ありがたい限りです。

 小説にして書きたいと思う話はあるんです。エレベーターに時刻表ができた話とか、エレベーターから降りて新聞受けに新聞を取りにいってまたエレベーターに戻ってくるまでの数分の間にエレベーターで起こった出来事の話とか。エレベーターばっかりですけど。
 エレベーター以外だと、合理化が進んで電車を待つ時間が無駄とされ、取り締まりの対象になってしまった世界の話とか、この話の種たちをなんとか実らせ、あるいは花を咲かせるなどしたいと思いつつ、今は涌井大宴会へ向けて稽古と準備に勤しむ次第であります。

 4年ぶりに磔磔の価値が下がる....涌井大宴会in磔磔〜不要不急〜は2月26日(月)開催!¥1,500(1dr別) 是非みなさん遊びに来てください。

#note日記 #日記 #コラム #エッセイ
#涌井大宴会 #磔磔

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