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語学の学習について
語学の学習というと、会話が重要視されますが、もっと「読み書き」のスキルを大事にしてほしいと思うんですよね。
会話ももちろん大切ですけど、例えば中国語なんて四声?っていうんでしたっけ。まーまーまーまーってやつ、やるじゃないですか。これがわからなくて序盤で躓いてやらなくなるんです。別にうまく発音できなくても読むことさえできれば、相手に何かに書いてもらえばコミュニケーションは可能ですし、こちらから何か発信したいときも書いて渡せばいいじゃないですか。
それに、耳で聞いただけの話は通り過ぎてしまいますが、書いたものは残りますから、何回も繰り返し読んで把握することもできます。聞くことと話すことばかりに気をとられて、それができないばかりに語学学習をやめてしまうことになるのはなんとももったいない気がします。
私はハングルとロシア語のキリル文字が読めます。発音はできませんし、意味もわからないですが、読むことだけはできます。
だから、京都市内でよく見かけるハングルの案内板を読むことができ、「あれは仏光寺って書いてあるな。ハングルは最初の音が濁らないから仏光寺のブがプになってるな」とか、わかるんです。
NHKの国際ニュースで最近はロシアのことがよく報じられますが、あれを眺めていると、キリル文字がよく出てきて、「あそこはウクライナって書いてるな」とか、わかるんです。
あのわかった時の喜びは、語学を学習するうえで、とても大事で、あのちょっとした喜びを味わえたおかげで、「もう少しわかるようになりたいな」という向上心につながります。
人によるんでしょうけど、レベル1の段階で発音を学習するのは、なかなか難しいんじゃないかしら。「喉の奥をキュッと締めて」とか、「歯の裏に舌を少しあてながら」とか、普段からあんまり考えてないことをいきなりさせるより、もっと楽しいやり方があると思うんですよね。
蠱惑暇
こわくいとま
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