地方紙を買う旅計画

　青春18きっぷを買おうか買うまいか、悩んでいる。地方紙を買うことを趣味にしている。青春18きっぷを手に入れれば、1月10日までの間に5回、地方紙を買う旅に出ることができる。
　ただし、日帰りしなければならないから、始発で京都駅を出発し、最悪でも終電で京都駅に到着しておかなければならない。※山陰線で帰ってくるなら二条駅に到着できればよい。

　さて。
　現在までに私は「京都新聞」「奈良新聞」「大阪日日新聞」「神戸新聞」「北國新聞」「福井新聞」「中日新聞」「信濃毎日新聞」「神奈川新聞」「東京新聞」「千葉日報」「埼玉新聞」「上毛新聞」「下野新聞」「新潟日報」「山梨日日新聞」「琉球新報」「沖縄タイムス」を入手済みである。

　どうせならまだ持ってない地方紙が売っている地域へ行きたいし、もちろんできるだけ遠くへも行きたい。ところが、遠くへ行けば行くほど、もちろん、現地で過ごす時間は削られるわけであるから、あんまり遠くへ行きすぎても駅の売店で地方紙だけ買って帰ることになってしまい、それもなんだかもったいない。っていうか、駅の売店に地方紙が売っているかもわからないし、夕方時分に到着した駅なんかは特に、朝は置いていた地方紙を片付けてしまっていることだってありそうだ。

　そんなことを書いていたら、JR西日本は大雨により運転を取りやめている地域があるみたい。これよ、これ。入念にスケジュールを組んだところでその日の天候とか、突発的事故のせいで全部台無しになりかねない。
　たぶん、頑張れば山口県までくらいなら日帰りで行けそうな気がするけど、途中で電車が止まってしまったらどうすることもできない。

　そうなると、和歌山県の「わかやま新報」「日高新報」「紀伊民報」をコンプリートするくらいが現実的だろうか。いずれにせよ、いろんな条件を足したり引いたりしながら旅の予定を立てるのはなかなか楽しいものだ。

蠱惑暇
こわくいとま

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