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都市伝説・陰謀論

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ネットで有名な定番都市伝説|当局が一切関知しない陰謀論|世界の様々な分野から禁断のウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説…まで幅広く網羅|信じるか信じないかは、あなた次第。 #…
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#創作大賞2024

霊能者の話【稲川淳二オマージュ】

このお話を聞かせてくれたのは霊能力者の方です。今は亡くなられていますが、その昔はマスコミにも時折顔を出し、その世界でも有名でした。心霊が今ほど騒がれる時代ではなかった頃の話です。 彼はもともと体が丈夫な方ではなく、ある時、どうしても体調が悪くて病院に行ったところ「すぐに入院しなさい」と言われました。入院してからも体調は思わしくなく、いよいよ今日か明日かという状態になり、昏睡状態が始まりました。奥さんは驚き、部屋に付きっきりで看病をしていましたが、見舞い客はほとんど来ませんで

ヒトラー・ナチを欺いた死体!世紀の戦略~ミンスミート作戦【怪談・怖い話】

死体を使ってヒトラーをダマす!?世にも奇妙な作戦第2次世界大戦中、イギリスがドイツを欺くためために、ウソのようなトリックを使った作戦を実行。 ミンスミート作戦とは 第2次世界大戦真っ只中の1943年、ロンドンの倉庫の片隅で、1人の男が自殺しました。貧しさでどうにもならなくなった末の死。しかし、人知れず孤独な死を遂げたこの男は、突然、表舞台に引っ張り出されることに。 第2次大戦の勝敗を左右した作戦の主役となったのです。 そんな死体が大活躍した世にも奇妙な作戦、それが”ミンス

日本の伝統は創作・発明品だった【都市伝説】

「伝統」ってやつ、ほんとに昔からのもんだと思ってた?お正月の「初詣」や「重箱おせち」、あれ実は私鉄や百貨店のキャンペーンから生まれた新しい文化なんだよ。あたしたちが昔からのしきたりだと思ってるもんが、実はごく最近の発明だなんて、驚きだよね。 たとえば、喪服の黒。それが定着したのも意外に新しい話。謝罪のポーズといえば土下座だけど、これも「古の風習」なんかじゃないんだよ。江戸時代に「白菜」なんて野菜は存在しなかったし、「神前結婚式」もまったく古式ゆかしくない。あたしたちが「和の

赤い霧の残像【怪談・怖い話】

私が12歳になる前、ユカリおばさんから聞いた驚くべき体験談がある。 ユカリおばさんが若かった頃、親友のミホコさんが50歳前後の若さで亡くなった。二人は同じ町内に住む仲良しで、入院中のミホコさんを見舞うのがユカリおばさんの日課だった。 しかし、ミホコさんは最期を迎えてしまう。通夜の帰り道、眠りについたユカリおばさんは金縛りに遭った。強制的に視線が動かされ、喪服が掛けられた衣紋掛けを見る羽目になる。そして、衣紋掛けの上にミホコさんの顔のない首がうつむき加減に乗っていた。青白い

天皇の金塊/高橋五郎著【ぶっとび都市伝説】

天皇の金塊とは 戦後日本を急成長させたのは、「黄金の百合」と呼ばれる“天皇の財宝”だった。それは今も日本の経済を支え、世界金融の動向を左右しているのだ。 本書はそんな「黄金の百合」の謎に迫り、現代日本の政治、経済を陰操る世界金融の知られざる構造を暴く。 書籍内容紹介 「金の百合」と称せられる“巨大資金”がわが国には隠匿されている。 戦争を繰り返した大日本帝国が、“天皇の名”のもとにアジア各地から強奪した戦利品の集大成である。現代の日本社会をも動かしつづけているという、こ

じゅんいちダビッドソンの仰天都市伝説

じゅんいちダビッドソン、本名:内海潤一。 独特なキャラクターとユニークなパフォーマンススタイルで知られており、特にじゅんいちダビッドソンにまつわる都市伝説は、熱狂的なファンの間で語り草となっています。彼の人物像やエピソードが意外な形で語られ、その魅力を一層引き立てる謎多きエピソードには、聞く人々を惹きつける不思議な力があります。 1975年2月の冷たい冬の日、兵庫県尼崎市で生まれた彼は、少年時代から何かと周囲を驚かせる存在でした。彼の芸の道は、名古屋学院大学を卒業してから本

擬態工作~背乗り(はいのり)

大学四年生の十一月、鯨岡の就職が決まった。 本人は小さな会社だと言っていたが、内定を貰えたことには変わりなく、全員の進路が決まったことで一月に旅行することになった。 旅行の発案者は鯨岡で、計画では東京から日本海側を北上し青森を目指すことだった。 運転免許を持っていた僕と宗像が交代で運転し、鯨岡、安達、薗田が費用を負担する形で合意した。僕たちは大学のサークルで知り合った五人組だった。 旅行計画がほぼ固まった二週間前に、安達との連絡が途絶えた。電話も繋がらず、家を訪ねても留守だ