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私の幸せ


さて、前の記事では高校生の考える「幸せ」について書きましたが、
今回は「自分にとっての幸せ」について考えてみようと思います。


あなたはどんなときに幸せを感じますか?

私にとって、幸せというのは2つの大きさがあります。

1つは、日常で感じる幸せ。
お腹が空いているときに食べるごはんの最初の一口とか、疲れてあとは寝るだけ!ってなってベッドに倒れ込む瞬間とか、友達とたくさん話して楽しかったー!って別れる瞬間とか。

充実感と安心感。
当たり前に過ごしているけど、本当はすごく幸せなことなんだなと思います。


2つめは、生きててよかったなと思うような感動を得る幸せ。
聴いたら自然と涙が出るような音楽に出会ったとき、自分が背景に溶け込んだと錯覚するくらいにその世界に連れて行ってくれる舞台を観たとき、震えてしまうくらいの自然や世界の美しさをこの目で見ることができたとき。
芸術と呼ばれるものがこの世になかったら、きっと私の心は死んでしまっていたでしょう。


そして今、私もだいぶ大人になって終わりを考える機会が増えました。
もともとそんなに生に執着もないのですが。

よくある「死んだときにどう覚えていて貰えたいか?」という問いがあります。

私の答えは、「忘れていてもらいたい」です。

それよりも、誰かに覚えていてもらえるなら「生きているとき」がいいです。

ずっとじゃなくていい。
何かふとしたタイミング、思い出話をしているとき、困ったことがあって誰かに話を聞いてもらいたいとき、そんなときに思い出してもらえる人になりたいです。

私は今の仕事で、生徒に何かをあげられているとは全然思えないけど、それでも、私が居ることで少しでも何かの助けになればいいなと思います。



話が逸れましたが…
結局、私にとっての幸せは、人との関わりの中にあるんだなと。

人や人が造ったものに傷つけられるけど、それを癒してくれるのも、人や人が生み出したものなんですよね。

であればこそ、できるかぎり多くの人、それが無理でもせめて私の周りにいる人たちの、幸せを願える人であろうと思います。

明日のあなたに良いことがありますように!

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