見出し画像

借金してまで買いたいものですか?

昨年新車を購入した。
先日、半年点検に愛車のディーラーに出かけてきた。
1時間以上待っていたので、ディーラーに来るお客さんを観察していた。
15年前、初めてメルセデスベンツに乗ったときは、年配のお客さんが多く感じた。
しかし、15年経過した今は自分が年を取ったのだろう。
あるいはCEOである金太郎氏の戦略だろうか?
若い層の客が目に付くようになった。
隣の夫婦にディーラーの営業マンが話しかけている。
「月2万円、ボーナス15万円で5年払いです。
5年後に残債250万残ります。いかがですか?
とてもいい話だと思いますよ。」
中古のベンツをディーラーの営業マンは夫婦に勧めていた。
そこまでして、メルセデスに乗りたいのだろうか?
私は不思議に感じる。
車好きの夫と結婚したため、ずっと車を所有している。
しかし、ローンで購入したことなどない。
新車をキャッシュで購入してきた。
身分相応の車に乗ってきたつもりだ。
無理せず、キャッシュで払える車を選んできた。
経済アナリストの森永卓郎氏の本を読んだときに彼は言っていた。
「カローラに乗り換えても、数週間で慣れる」と。
その通りだと思う。
もしお金がなくなったら、カローラに乗る勇気を私は持っている。
しかし、無理して身分不相応な生活をする人たちが最近は大変多いと感じる。
無理して背伸びして暮らすと、つらくないのだろうか?
私は、借金してまで乗りたい車などない。
借金してまで欲しいものもない。
51年間生きてきたけれど、欲しいものはお金を貯めてキャッシュで購入してきた。
これが私のポリシー。
人は人。自分は自分で暮らすことが一番。

よろしければサポートをお願いいたします。私の励みになります。