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下リ蜘蛛

本日は午後ちょっと時間が出来ましたので「甲陽猿渡修行」で近所の七里岩へ稽古に⛰️

午前中やった「忍道と甲陽流」オンラインで紹介した内容(下リ蜘蛛・簑虫・掛縄・お助け縄)を検証するために、今回はちょっと岩場で遊んで来ました。

熊ちゃんも冬眠からまだ出てきてないし、虫や蛇もいない。さらに見通しも良い今がこの修行のやりどきなんです。

人里から山に入る境に、手脚を丹田に引き付けるよう意識を変化させる。
護身法、九字、撥遣に準ずる。
足が届きつらい足場は足甲から刷り込む。
砂泥岩の崖は、脚を掛ければ頭大の石がボロボロと崩れるので、縄を掛けるには根がしっかりと張った株を選ばねば。
涸れ沢は表面が乾いていても、下は冷たい泥だから、掴まる木も下手をすれば根ごと抜けてしまう。真冬はできるだけ避けるべき。
さらにルートを間違えると谷底まで止まれず落ち込む💦
北側の涸れ沢は特に崩れるので差し脚を使う。
ちなみに南西側の砂櫟は滑りやすい。
等々…………

昔、上州の山々で法印に学んだ「脚波之大事」。
やはり実際に山を歩くことの中でしかよみがえってこないみたい。

まあ、こういうことがらも、きっと何かの役にたつ……かもしれない。
だもんだから、これからも安全第一で続けてみますよ😀✨

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