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患者さんを悪くしてしまった経験の重要性

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回は

患者様の症状を悪化させた経験について

話していきたいと思います。

これは誰でも経験したことがあると思います。

この記事を書いているということは

私もつい最近そのようなことが起こりました。

結構ショックな出来事ですよね。

しかし私が思うにこの経験は

理学療法士として大変重要なものである

と思うのです。

悪いことで落ち込むかもしれませんが

私なりにこの経験をどう捉えるべきか

書いていきたいと思いますので

よろしくお願いいたします。

それでは始めます。


①自分の成長の証になる

まずこの経験をポジティブにとらえるとすると

この経験は

自分が成長していることを意味している

と思います。

これはなぜなのかというと

患者さんを悪くしている方向であれ

間違いなく

効果が出ているからです。

つまりある意味では

臨床技術の向上を意味しているとも言えます。

1年目で

患者様を悪くするという経験は

なかなかありません。

なぜかといえば

単純に臨床技術がないからです。

良い効果も見えにくいですし

悪い効果も見えにくいわけです。

ですからこのような経験は

ある程度臨床技術が上がらないと

できない経験なんです。


悪い方向にいってしまっているわけなので

臨床推論から見直さなければなりませんが

決して今までのやり方や技術を否定されているわけではない

と思います。


②患者さんの反応を愚直に受け止める機会になる

この経験は失敗経験ではありますが

目の前の患者さんを見ている方にとっては

避けては通れない道です。

受け止めれば成長につながりますし

受け流せば成長は図れません。

「なぜ悪くなったのか」

これを考えなければ

意味がありません。

世の中には

「運動していないからだろ」

と他者のせいにする残念な方もいらっしゃいますが

そのような方とは

ここで決定的な差をつけましょう。


➂臨床推論の重要性を実感する

経験は実感するという工程が重要だと思います。

前述してはいますが

このような経験は

痛んでいるところだけにアプローチしても意味がない

ことを知る重要な機会です。

教科書上に書いてあっても

経験しているのとしていないのでは

大きな差があります。

教科書に書いていることに重要なのもありますが

それを身をもって実感する

と理解がさらに深まり成長できると思います。

持論ではありますが

成功者の真似をしても成功しない

という人がいますが

私は

成功者の真似をすれば成功すると思います。

しかし実のところ

真似をして成功している人はそんなにいません。

それはなぜなのかといえば

成功体験だけ真似をしようとするからです

真似をする人の多くは

成功方法だけ真似をしようとします。

しかしその成功方法には

失敗を通じて至っているのです。

つまり成功するには

失敗すら真似をしなければいけない

と私は思います。

実感をできていないことを実践しても

確信がないため

そのやり方を貫き通すのも難しいと考えます。


ですからたくさん失敗しましょう。




本日はこれで以上です。

このように無理やりポジティブに考えています。

失敗体験こそ教訓になると思うので

たくさんチャレンジしましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。




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