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withIBDCD|“退院”になりました

高橋広野です.

本日4月3日,ようやく退院になりました.ご心配をおかけしました.

1.入院から退院まで

3月10日.腹痛と熱で仕事を休んで病院へ.そのまま入院になりました.
クローン病の悪化(腸狭窄:腸が塞がりかけている)が原因でした.
さらに入院直後,腸内での出血が始まり,しばらく続きました.
最初の1週間は,点滴と輸血で寝たきりの日々を過ごしました.

今回は幸い手術には至らず,化学療法と食事療法での対処となりました.

化学療法は,「レミケード」を使った点滴の治療がはじまりました.入院中に2回,退院後もしばらく月1回のペースで外来で治療になります.「レミケード」の特徴は速効性で,いまでは腫れや痛みが全くなく,かなりの症状改善効果が実感できました.デメリットとしては,免疫力を低下させてしまうので感染症には特に注意が必要です.

食事療法は,2週間の絶食,1週間の流動食を経て,以降腸炎食でした.この間も常に点滴で不足の栄養と水分を補っていました.(入院期間中で計500時間以上,常に点滴に繋がれている状態でした.)ようやくうどんが食べられたときの感動は忘れられません.「食べれる」って「幸せ」です.

3月10日から4月3日まで.とても長い25日間でした.
ひさしぶりの外の世界はもう春で,とても暖かかったです.

2.入院期間の生活記録

以下に,入院期間の日々の生活記録を残しています.

3.入院期間の読書記録

また,この入院期間で,せっかくなら時間を有効活用できればと思い,ひたすら「本を読む」ことに集中しました.この期間で買った本・頂いた本が合計で30冊(電子書籍を含めると60冊以上).おすすめを教えて頂いたり,プレゼントまでして頂いたり,本当にありがとうございました.

以下に,入院期間の日々の読書記録を残しています.

とくにおすすめはこちら.

読書に限らず,今後の作戦を練り直す良い期間になったかと思います.

4.まだまだこれから

退院後は,しばらく療養期間を頂いたので,まずは落ちた体力の回復と,生活リズムの再構築に努めたいと思います.(足腰がすっかり弱ってしまいました.)

そして,あくまで「完治ではない」ということ,(クローン病はこうした悪化と回復をくり返す病なので)あくまで「症状を抑えている状態である」ということを念頭に,日々身体の異常には敏感になりながら,無理をせず生活していきたいです.

クローン病と診断されてまだ1年ちょっと.
きっとまだまだこれからです.


最後までご覧いただき、ありがとうございます!