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DailyINPUT|アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか

高橋広野です.本日はこちら.

SNS(Social Networking Service)は,もはや生活・仕事に欠かせないツールになっている.

twitter,instagram,facebook,line...などとその種類はますます増え,友人とのコミュニケーション,フォロワーから発信される情報の収集,販促・広告といったマーケティングなどと,その使われ方もますます広がる一方である.

プライベートから仕事まで,ありとあらゆる情報が集約し,いまや混沌を極めている.

最近あまりにも混沌としていたので,SNSダイエット(仮称)をしてみた.
ふと空き時間に眺めることが多いSNSだが,あまりにも多くの不要・雑多な情報が流れるタイムラインになっていた.フォローを目的を持って整理することで,必要最低限の情報を効率よく獲得できるようにしたいと思った.

きっと同じことを思っている人も多いのではないかと思う.(もうすでに実行している人ももちろん多いはず.)そんな多すぎる情報といかに付き合うか.まさにいまの悩みに直結する書籍です.

はじめに

・世の中の情報が多すぎる
・情報整理か,共有か
・「ズレ」の背景を理解する必要
・5Gでモノはメディアになり,情報はもっと増える

1.情報過多社会と新たなメディア接触の謎

メディア接触時間は1日400分越え

・マスメディアから,デジタルメディアへ.
・デジタルシフト,すなわちモバイルシフト.

自分の過ごすメディア環境を再設計したい

・「ながら」と「すきま」の利用が利用時間を大幅に伸ばす.

2.「ズレ」ているから話がかみ合わない

受動的に接触するか能動的に接触するか

・自分が知りたいことだけ知っていればいいのか.

情報ジャンルによってメディアを使い分ける
何を「ニュース」と見なしているか

・タイムラインが自分にとっての世間をつくりだす.

能動的か受動的か、選択的か両輪か

3.変容するソーシャルメディア

・コミュニケーションツールとしてのソーシャルメディア
・情報収集ツールとしてのソーシャルメディア

・LINEの情報インフラ化

ソーシャルメディアのユーザー象

・Facebook:意識高い系
・Instagram:キラキラ系
・Twitter:陰キャ系

・「ググる」ではない「検索」を獲得したソーシャルメディア

仕組みは分かった上で便利に使う

・アクセスしやすい「利便性」を重視し,「信頼性」は割り切る.

4.たまたまが生む「残念」なニュース体験

テレビや新聞は移動中には見ていない
すきまに断片的に触れている

・1分で消費されるスマホニュース.
・偶発的に出会い,一瞬で別れる.

たまたま目についたニュースを拾っている

・断片的なニュース体験がもたらす理解の「質」の低下

5.メディア環境を再構築する人たちの登場

情報過多の中で「いい時間」をつくる

・メディア生活再考≒メディア環境再設計へ

「加算時間価値」と「減算時間価値」

・情報過多時代のメディア生活の主導権は,受け手(生活者)に.

6.大学生のインサイトから近未来を洞察する

・インサイトを抽出するプロトタイプ

「マウンティング」されずにコミュニケーションしたい

・すぐに共有できるワイヤレスイヤフォン
・シャワータイムにニュースに触れるスマートスピーカー
・手元にシュースを埋め込み共有にも使えるリング
・過去に見たニュースに誘うIoTコンパス

・いかにこの情報豪雨をライフハックするか

メディアを起点にリズムをつくるのは難しい

7.情報過多と「ズレ」の要因を知る

ブラックボックス化する情報流通
ソーシャルメディアはフリーマーケット
情報接触が増えていけばいくほど、不特定多数の「みんな」や社会的な「いま」が失われ、近代以前の共同体に戻るのかもしれません。

8.情報過多社会を超えていく

製造業はメディア企業になる

・MaaS(Mobility as a Service),IoT(Internet of Things).

iPhoneの登場でデザインは「機能」から「体験」に
モノは人々の生活の「パートナー」に

・時間を取り戻すマスメディアが選ばれる時代に.
・時間や空間を再設計するメディア開発に.
・信頼でつなぐオウンドメディアが重要に.
・都市のメディア化

「スマートシティ」から「スマートシチズン」へ


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