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DailyINPUT|「里」という思想

高橋広野です.本日はこちら.

「里(ローカル)」という思想.

ただし、「里」とは村を意味してはいない。それは自分が還っていきたい場所、あるいは自分の存在の確かさがみつけられる場所である。


グローバリズムによる世界の一元的統合.
それが席巻した世界では,「ローカルであること」が解体されていった.


グローバルの対極にあるローカルな世界は,伝統的な習慣やモノの考え方,伝統的な技術,自然との関わりあい方等々,歴史の蓄積とともにあらゆる価値を生み出した.現代において,実体のある幸福を感じにくくなっているとしたら,そこには無意識の不安があるからだろう.その不安の根底には,「ローカルであること」から離れてしまった現代があるのではないか.


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