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北海道の温泉を紹介する


0.はじめに

北海道の温泉を紹介します。と言っても、登別温泉や層雲峡温泉、十勝川温泉など有名な所は対象外とします。そうした温泉の情報は旅番組や旅行雑誌、Youtube動画で山ほど得られますので、私があえて触れる意義は薄いと思われます。
全国知名度は高くなくとも、私が実際に行ってみた温泉を紹介していきます!


1.妹背牛温泉ペペル(妹背牛町)


妹背牛温泉ペペル

妹背牛町にある温泉。妹背牛駅から徒歩15分ほどの距離にあります。妹背牛駅は普通列車しか停車しないため、特急が停まる深川駅等から路線バスでアクセスするのも手です。
1993年開業で入浴料は大人500円。現在、リニューアル工事中のようです。楽しみですね。
ペペルはアイヌ語のペ(水)とペル(泉)の複合語らしいです。
近くにはウォータースライダー付の公園やパークゴルフ場もあります。


2.恵庭温泉ラ・フォーレ(恵庭市)


恵庭温泉

恵庭市にある温泉ラ・フォーレ。フランス語で深い森林という意味らしいです。同市にはチェーン店の「ほのか」もありますが、ラ・フォーレはローカル温泉といった雰囲気です。恵庭駅とサッポロビール庭園駅の中間あたりに位置するので、駅からはやや遠いです。


3.とままえ温泉ふわっと(苫前町)


とままえ温泉

苫前町にある温泉施設。平成12年オープン、平成18年に道の駅登録。そして令和5年リニューアルオープン。子育て応援施設の充実や直売所「よってけ屋」も新設されました。
日本海側の温泉ということもあって景色は良い感じです。冬場は大変ですが・・・。
長距離の沿岸バスも走っています。私もいつか乗ろうと思いながらまだ乗っておりません。いつ無くなるかわからないので、思い立った日に乗って再訪問したいですね。


4.天塩川温泉(音威子府村)


天塩川温泉


音威子府村咲来にある天塩川温泉。
住所は咲来(さっくる)ですが、最寄り駅は同名の咲来駅ではなく、天塩川温泉駅となります。といっても、この駅も温泉から1kmほど離れており、しかも熊出没注意の看板もあるのでアクセスに適しているとは言えません。列車も普通列車しか停車しないうえ、本数もかなり少ないです。
そのため、音威子府駅からのシャトルバスが実質的なアクセス手段となっています。どうやらバスは無料のようです。国道40号からはそれなりに離れています。

2023年で開業50周年を迎えました。大正時代から温泉が開かれたようで、当初は飲泉による治療が目的でした。自然豊かな地域にある温泉です。


5.霧多布温泉ゆうゆ(浜中町)

霧多布温泉

道東の浜中町にある霧多布温泉。浜中町はルパン三世の作者モンキーパンチの出身地として有名。開湯は1999年のようです。
とにかく景観が良い温泉。
アクセス難易度が高く、まず浜中駅から距離があります。一応バスも走っていますが、公共交通での訪問はハードルが高いかもしれません。


6.別海ふれあい温泉(別海町)


ふるさと交流館


道東の酪農地帯、別海町にある温泉。
1989年に温泉ボーリング、1991年開業。
中標津空港から車で約40分の位置にあります。鉄道は通っておらず、訪問難易度は高め。近くにキャンプ場があります。


7.月形温泉ゆりかご(月形町)


月形温泉

月形町の温泉施設。現在リニューアル工事が進められており、令和6年の秋頃まで入浴はできないようです。
主なアクセス手段は岩見沢駅からの路線バスとなります。かつてはJR札沼線の石狩月形駅がありましたが廃止されてしまいました。この廃線に伴い、沿線ではジャンボタクシー等によるコミュニティバスが運行されているようでして、当別駅からバスに乗れるらしいのですが、このバスにはまだ乗ったことがないので、今後乗ることがあれば紹介する予定です。


8.浦臼町自然休養村センター(うらうす温泉) 【浦臼町】


浦臼温泉

国道275号沿い、道の駅つるぬまの向かいにある温泉。開湯は1990年。
鶴沼公園のすぐ近くにあるため景観が良い温泉として知られています。公園ではキャンプもできます。
こちらもかつてJR鶴沼駅がありましたが、残念なことに現在は廃止されています。そのため札幌からすごく離れているわけではないものの、自家用車以外での訪問はややハードルが高いかもしれません。


9.三笠天然温泉 太古の湯(三笠市)


太古の湯


国道12号沿いにある三笠市の温泉で、隣に道の駅を併設。
建物には木材がふんだんに使われており、どこか懐かしい雰囲気があります。ジェットバスや岩盤浴(ミストサウナ)も用意されています。


10.根志越温泉くるみの湯(千歳市)

根志越温泉

千歳市郊外、国道337号沿いにある温泉。
露天風呂やサウナはありませんが、温泉ファンからの人気は高いようです。
開湯は1988年ですが、当時は農事組合の組合員や有料の市民農園利用者のみが利用でき、それ以外の一般の方が入ることはできませんでした。
しかしその後一般開放されると泉質の良さが注目を浴びます。その一般解放も2017年と比較的最近ですから驚きです。
難点はアクセス手段。千歳市街から離れている上歩道も狭いので歩いて行くのは現実的ではありません。自家用車かレンタカーがないときついです。その分自然豊かな立地ではあります。


11.おわりに

というわけで、北海道の温泉をいくつか紹介しました。
これらの温泉は私が車を所有していた時代に自家用車で訪問した温泉であり、廃車した現在でも積極的に訪れることができるかは不明です。特に月形や浦臼は当時より行きづらくなってしまいました。基本的に車で訪れる人が多いと思いますが、環境問題への配慮も兼ね、私は再訪する場合は公共交通を使いたいと考えています。
苗穂駅やニセコ駅は駅からすぐの立地に温泉がありますが、意外と駅に近い温泉は少ないんですよね。車なしでは温泉巡りもなかなか大変です。
今回の記事は道民向けに書きましたが、道外の方も気になった温泉があれば訪れてみてください。根志越温泉は新千歳空港からもわりと近いのでレンタカー等で訪問するのもありだと思います。
今回の温泉は訪問難易度が異様に高い、いわゆる秘湯よりは圧倒的にアクセスしやすいので、よければ旅の選択肢に入れてみてください。
まあ、行くのが難しい所に頑張って行ってみるのも旅の醍醐味ではありますが(笑)

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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