【感想】書籍「論理ガール」について
書籍「論理ガール」
久しぶりに図書館に行き、たくさん本を借りてきた中の一冊です。
表紙には、黒縁めがねをかけた女子高生が黒板を背にして立っています。
主人公は、帰国子女の桜井詩織。15歳までシアトルにいて、今は母方の祖母の元から、高校に通っています。彼女が魅せられたのが、数学でした。
一方、ホテルマンである福山翔太は、10年前に卒業した高校で、生徒向け講演会の講師を務めることになりました。
講演会を終えた後、翔太は詩織に声をかけられます。
彼女は「私たちに間違ったことを教えないで。」と講演会の感想を述べます。
私たちが悩んでいる人間関係、お金、仕事、遊び、恋愛、未来は、数学思考、論理で解決できるものなのか?
貴方は、どう思いますか?
数学、論理が苦手という方でも、登場人物である翔太も苦手で、詩織が丁寧にかみ砕いて説明してくれますので、楽しめると思います。
私は、論理パズルとかが好きな人間で、タイトルから手に取りましたが、とても読みやすかったです。私は数学に苦手意識はあまりないので、この本で大きな変化はないかもしれませんが、今までになかった考え方は得られました。数学なんて・・と思っている人に読んでほしいなぁ。
少しでも、興味を持たれた方は、是非手に取ってみてくださいませ。
以上。説那でした。
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