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【未来の会社!?】世界を動かす新たな組織づくりDAOとは?

皆さんこんにちは!
今回で恐らく10記事目になると思います!
だいぶ記事を書くのにも慣れてきましたね(笑)

今回は、DAO(Decentralized Autonomous Organization)というものについてお伝えしていきたいと思います!
そもそもDAOという言葉を聞いたことがある方、もしくは理解されている方はいらっしゃいますか??
私は、先日初めて聞いて、なかなか難しい概念だなと感じました!そこで、私自身がいろいろと調べてわかったことを、
なるべく難しい用語を使わないで紹介していこうと思います!

「DAO」とは?

まず、DAOとは、何なのか?という事ですが、
上の画像にもあるように、
簡単に言うと、「株式会社の仮想通貨バージョン」だと思ってください!
DAOの発足人は、組織(コミュニティ)を作ろうと思ったら、

まずは、株式に当たるガバナンストークンというものを発行します。

そして、プロジェクト内容に賛同してくれるメンバーを募り、
そのメンバー1人1人に出資してもらいます。

メンバーは、そのDAOに参加するためには、
・ガバナンストークンを購入する
・既存のメンバーから、トークンをもらう
どちらかをして、ガバナンストークンを保有しなければいけません。

これを持っていると、
・DAOの運営にかかわる投票権
・「スマートコントラクト(自動契約システム)」の意思決定への参画ができるようになります。
つまり、株主が株主総会に参加できるようなものです!

「DAO」のメリット

続いては、DAOのメリット、どのような特徴があるのかについてお伝えします!

メリットは主に三つです。

  1. 中央管理者がいない

  2. 高い透明性と公平性がある

  3. 誰でも匿名で参加することが出来る

中央管理者がいない

まず一つ目は、「中央管理者がいない」ということです。
従来では、株式会社という組織の形態が主でしたが、
会社の「社長」は大きな権力を持つことができ、株式を保有しているとなお会社の事業の決定権など、発言権が増すので、トップダウンの組織づくりになってしまいます。

一方で、新たな「DAO」という組織は、リーダーや取締役のような代表者を決めません。意思決定が必要な場では、常にコミュニティのメンバーに対して、投票が行われるので、誰かに一局的な権力が偏在するということにはなりにくいというメリットがあります!

高い透明性と公平性がある

二つ目は、「高い透明性と公平性がある」ということです。
一つ目でも話したように、コミュニティのメンバー全員に意思決定の権利があるので、とても公平な制度であるという事ができます!
また、これはWeb3という概念ともつながってきますが(また別の記事で詳しく書きます!)、DAOは、「ブロックチェーン」という技術を用いるので、組織の内外とのやり取りが、明確に記されることとなります。
これらの技術を活用すると、不正な取引(詐欺)のようなことも起こりづらくなると考えられているので、透明性も従来より上がると思われます!

誰でも匿名で参加可能

最後は、「誰でも匿名で参加可能」であることです。
個人的には、この点は、社会に構造を大きく変化させるものなのではないかと思っています!
従来では、大半の社会人は、会社に勤め、給料をもらいながら、一生を過ごします。
つまり、一つの組織に従属する形で、一度に何社もの正社員になることはできませんし、契約というものに縛られます。

しかし!
このDAOという組織ができると、いろいろな組織に制限なく、参画することが出来るようになります。
現在でいうと、「オンラインサロン」や「クラウドファンディング」に近いのかなと思いますが、それとも異なる点は、自身のコミュニティへの貢献度によって、トークン(仮想通貨)で報酬がもらえる、という事にあると思います!
多くのDAOの成長・拡大に貢献し、十分な報酬を得ることが出来れば、
それだけで生活が成り立つこともあるかもしれません!
そうなれば、一つの会社に我慢して勤める必要もないかもしれませんね。(笑)

DAOのデメリット

しかし、DAOには、まだまだ不十分でデメリットとなる点もあります。

  1. ハッキングのリスクがある

  2. 柔軟な意思決定ができない

  3. 法整備が追い付いていない


ハッキングのリスクがある

一つ目は、「ハッキングのリスクがある」ということです。
これは、表裏一体であるものだともいう事もできます。
ブロックチェーンの技術が複雑であるがゆえに、何者かがハッキングするためには、膨大な時間と労力が必要になったことは間違いない一方で、

以前こちらの記事でも書きましたが、原因不明なトラブルが起きてしまうことも事実です。
これからよりシステムが健固になっていくことが予想されるので、
今後に期待したいですね!

柔軟な意思決定ができない

これはメリットでもお伝えした点に関して、反対にデメリットにもなりうるという事があります。
例えば、スマートフォンを打ち出したAppleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、とても厳格で独占主義的であったことは、テレビの番組などでも明らかになりましたね。
つまり、圧倒的なカリスマ性を持つリーダーが組織を率いて、
物事をどんどん推し進めていく方が、結果が出やすいというケースもあります。
しかし、DAOでは必ずメンバー全員に投票を要請する決まりがあるので、
些細なことでもスムーズに決めることが難しい点がデメリットともいえます。

法整備が追い付いていない

三つ目は、「法整備が追い付いていない」という点です。
これは、仮想通貨に関する問題でもありますが、
実際に株式や不動産という資産であれば、
「金融所得」というものに分類され、
課税対象や時期も明確になっていますが、
仮想通貨では、一応「雑所得」という分類ですが、
明確なことは決まっていません。
ですので、DAOにおいて何らかのトラブルが起こった際に、
法的に解決する手段をとれないことも問題の一つに挙げられています。


まとめ

以上、「DAO」という新しい組織づくりについてお伝えしてきました!
まだまだなじみがなく、イメージすることが難しい概念ですが、
10年20年後には、社会の常識になっているようなものだと私は思っています!
記事の途中で「Web3」というものについても話が関連したので、
今後の記事のトピックにしていきたいと思います!





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