スタートアップだからこそ気をつけたい、Slackでのコミュニケーションのデザイン
こんにちは、株式会社MasenticというスタートアップでPdM/デザイナーをしているヒキノです。
デザイナーと聞くと、プロダクトを設計するのが役割だとよく聞こえますが、一緒に働く「組織」も設計するのも重要な役割だと思ったりします。
特にスタートアップでは、プロダクトやスピードが第一優先され、そこで日々発生しているコミュニケーションは煩雑になりがちですが、僕は良いコミュニケーションこそが、良いチームを築き、良いプロダクトが生まれると感じています。
そこで今回は、Slack上での相手とのコミュニケーションで僕が大事にしている4つのことを紹介します。誰かの参考になれば幸いです。
1. 相手の状況に気を遣おう
毎日数十種類、時には数百種類のコミュニケーションが交わされるSlackの中では、以下のような問題が度々起こります。
この理由はいくつか考えられますが、会話を進める上では自分と相手の前提条件を一致させることがとても大事です。オンラインでのテキストコミュニケーションは、対面でのコミュニケーションに比べ、気がつかないまま前提条件がズレているといった状況が起こりやすいです。
また前提条件が揃っていない状況において、何かを説明する際に、その説明を支える根拠を伝えないまま論を展開したりします。対面の場合であれば、「どうしてそうなったの?」とすぐに聞くことはできますが、テキストコミュニケーションの場合、理由だけはすぐに聞きづらい場合もあります。「この説明で聞き手は理解できるのか」というのを意識しながら伝えることが、良いコミュニケーションにつながります。
2. 何かをお願いするときは、「敬語」を使おう。
Slackでのコミュニケーションは、直接のコミュニケーションとは違い、表情や声などの情報は入りません。そうしたひと言の積み重ねが、変に相手に気負わせてるかもしれません。
何かをお願いするときは、「〜してほしいです!」や「〜して頂いてもいいですか?」といった、お願いされる側の気持ちを考えた発言を心がけましょう。
(🙇♂️や🙏などのスタンプでもいいですね◎)
3. リアクションしないのは、「無視」と同じです。
自分では「了解」や「納得」したつもりでも、何も反応しなければ相手は無視されているのかもと思うかもしれません。
Slackのスタンプ(👍や🙆♂️など)を有意義に利用することで、こうした小さなミスコミュニケーションを生まないようにしていくことも大切です。
4. 過去の追求はやめて、未来への発言を心がけよう。
上の2つのシーンは、Aさんが2週連続MTGを休んだときのBさんとCさんのセリフです。これを見て、どちらの言葉のかけ方がお互い・チーム全体にとって良いでしょうか。
確かにMTGを欠席したAさんにも非はありますが、AさんにはAさんなりの事情があったかもしれません。背景が分からないまま、Bさんのように、相手へ強い言い方をするのは危険です。一方、Cさんのような「次回から気をつけましょう!」という未来方向への発言をすることで、Aさんに挽回のチャンスを与えることができます。
上記以外にも、日常の言葉には色々気をつける場面がありますので、ぜひ参考にして下さい。
(インターン先の細野さんのnoteも参考にさせて頂きました🙇♂️)
最後に
今回は、Slackにおけるコミュニケーションのデザインについて書きました。僕たちが仕事において常に相手にしているのは、「人間」であり、人の「心」です。相手の「心」を思いやり、愛のあるコミュニケーションで、仕事をしていきたいですね◎
Masenticは、現在インターン/業務委託で下記ポジションを募集しています!NFT事業に興味がある方、是非一度カジュアル面談しましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?