中小企業診断士とは?使えない?5月から独学合格したブログ 企業経営理論(マーケティング論⑤価格戦略、チャネル戦略)
本日は「中小企業診断士」を目指す軌跡の記事です。(2021.9追記:無事、企業経営理論は合格できました✨)
■前回の記事(マーケティング④製品戦略)はこちら
■企業経営理論:マーケティング①の記事はこちら
1.価格戦略
価格設定における影響要因は、
企業・マーケティング目標、コスト、需要の価格弾力性、等
※価格が1%変化した時に需要量が何%変化するかという指標
(1)新製品の価格設定政策
①初期低価格政策
新製品の価格を低価格にして大量の顧客に製品購入を促し、圧倒益な市場シェアを早期に獲得する。
②初期高価格政策
新製品の導入時に高価格にして成長期に移行するとともに価格を徐々に低下させる。(上澄吸収価格政策、スキミングプライス政策とも呼ばれる)
テクノロジーライフサイクル
画像引用:https://cyber-synapse.com/dictionary/ja-ka/chasm-theory.html
市場の断層を(キャズム)を乗り越えるためには流行に敏感なアーリーマジョリティーに受け入れられるどうかである。
2.チャネル戦略
チャネルの長さ(段階数)と、チャネルの幅(市場の流通をどの程度網羅しているか)が製品の特性に応じて使い分ける必要がある。
(1)チャネル政策
①開放的チャネル政策
・販売窓口が広く、量販に有利
・得意先管理が複雑になる、販売店の協力度が下がる
②選択的チャネル政策
・販売努力の集中が容易、得意先管理が効率的
・販売店の協力が不十分な場合がある
③専属的チャネル政策
・ブランドイメージの維持ができる
・消費者の認知度が下がる可能性がある。
(2)伝統的マーケティングチャネルと垂直的マーケティングシステム(VMS)
①伝統的マーケティングチャネル
チャネル構成メンバー(メーカー、卸売業者、小売業者)の結びつきが緩やかで、チャネル内で自律的に活動している。
②垂直的マーケティングシステム(VMS)
チャネルメンバーの収益目的の達成と運営の効率化を追求するため、計画的に管理された流通システムのこと
⇒VMSは、企業型・契約型・管理型に分類される。
★企業型:メーカーが独自に販売店網を直接構築する。
★契約型:資本の異なる企業同士が契約で構築する。
・フランチャイズチェーン
本部と加盟店とが共同で事業を運営する契約
・ボランタリーチェーン
多数の同業者が独立性を保ったまま連携して仕入や在庫管理、販売促進などを共同で行う。
★管理型:チャネルキャプテンが緩やかな統率を図る。
3.物流戦略
延期ー投機の理論
サプライチェーンマネジメント
原材料の調達から最終消費者への販売に至るまでの一連のプロセスを。企業の枠をこえてマネジメントするシステムである。
内容は以上となります。4Pに入り、まずは製品戦略ですね。ブランド戦略のところが複雑でけっこう間違えやすい箇所かなと思います。内容自体は難しくはないのでひとつひとつ覚えます。
以上です。
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