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こんにちは!若者の不登校・引きこもりを支援するNPO法人高卒支援会の大学生インターン1年生の村上葵です。

今回は発達障害でも受け入れる高校についてお話していきたいと思います。

発達障害とは?

最近では認知度も上がってきていますが、注意欠陥、多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などのことです。


うちの子、発達障害!

「うちの子、発達障害で不登校の中学3年生です、普通の高校進学は断念しました」                              詳しく聞いてみると、医者、公的な専門機関などに判定してもらったわけでもないのです。

教師はじめ、専門家ですらハッキリ断定できない「グレーゾーンです」と、判断を曖昧にする場合がほとんどです。つまり、ご家庭での独断は慎重にお願いします。

高卒支援会は医療機関ではありませんが、自称 or 公的に発達障害(注意欠陥、多動性障害、ADHD、学習障害、LD)と呼ばれている子達を数多く、見てきました。

当会に来て頂ければ曖昧なグレーゾーンという代わりに、はっきりと普通の高校に行けるのか?合格したとして卒業できるのか?などを判断させて頂く事ができます。

判定には学力検査、作文・面接・イベント参加など必要です。

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発達障害でも受け入れる高校

東京都立高校は不登校に合わせる学校として、チャレンジスクール(大江戸、稔ヶ丘、六本木、世田谷泉、桐ヶ丘高校)という学校が5校あります。

不登校の原因も様々ですから、当然、発達障害(注意欠陥、多動性障害 (ADHD)、学習障害(LD)を視野に入れ、高校卒業まで、サポートしてもらえる可能性があります。
先ほどもお伝えしたように、発達障害はレントゲンで写るものではありません。つまり客観的、数値的に確認できないため、科学的ではないのです。
教員は経験だけが頼りです。可能性が有る無しはご本人、保護者との面談が必須です。お悩みの点を相談で正直に話せば、そこそこ返事が返ってくるはずです。
正直に言ったら、受験が不利では?不利かもしれませんが、ほとんどは仰らなくても見抜かれてしまいます。
それより大事なのは高校に入ることではなく、他の同級生より時間はかかるかもしれませんが、高校卒業したあと就職できるかどうかです。
東京都内には都立高校だけではなく、通信制高校、定時制高校、他に海外留学の選択肢等様々あります。
通信制高校サポート校では発達障害専門と謳っている、教育機関もあります。

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学習障害(LD)

地方からご両親が上京して、「うちの子、LDだと思います。地元、○○県で高校受験、全てダメでした。何とかしてください!」と相談に来られ、
一週間くらい、体験に来ました。
確かに、英語のdogを覚えるのに丸1日かかり、翌日にはbogになってましたから、これはまさしくLDかと思ったら、他の数学、国語は普通レベルなので本人によく聞くと、英語の教師に中1の時さんざん意地悪され、英語コンプレックスになっていました。
「アルファベット位はは書けますよ」って言う、ハッタリを担当の先生も信じてました。
嘘でした!高校生くらいになると嘘もそこそこ上手ですから、キチンと英語をアルファベットからやり直し、都立新宿山吹高校を目指しましたが不合格。
一年遅れて中堅の私立高校(全日制)に合格!
高校卒業まで個別指導し卒業。大学は行かずに専門学校とバイト。その後連絡が途絶え、4年前本人から「東京に出張するので、先生会ってくれ」と。
現在、年商15億の会社を親から引き継ぎ、経営しています。
LDの社長がいくら親から引き継いだからといって、経営できるでしょうか?

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本当にLDだった

一方、親が子どもに対して、普通だと盲信する例もありました。中学3年間不登校。原因は普通の子より劣っている。成績不振、クラスメートからはいじめの対象となって学校に行けなくなり、適応指導教室に通い高校受験は失敗。
中卒で印刷工場に働くもクビになり、当会に相談に来ました。体験学習して一週間、わかったふりをするのが非常にうまかった。おそらく、小さい頃から人より劣っており、いじめがあったんだなぁと。
性格も明るくコミュニケーションもとれるし、メールもきちんと漢字交じりで返してくるから普通の子として扱っていたら、数学で小数、分数ができない。それどころか、11-9=3 どんなにやっても、11-9=2とならなかった。
ではメールの漢字交じりも、もしかしたら怪しいと思い、漢字を書いてもらった、例 社会=ネ会 と書いてきました。
「こりゃダメだ本物だ」と思い、親に連絡して普通の高校は無理、通信制高校で卒業するしかないと提案しましたが、断固拒否。           
担当先生から1つ1つ、実例を挙げて説明させていただきましたが、認めようとしないのです。
「お母さんが認めなければ、今後障害手帳を持つ事ともできませんし、その後の就職もできませんよ。また、うちではこれ以上高校受験対策で授業料を頂くわけにはいきませんので!」とキッパリと言いました。

無駄に表現を飾るとまずいと思ったので、最後の決め手は本人から「先生のいうとおりだと思う。オレ、先生についていく。」            結果、当会と業務提携している通信制高校に入学して頂き、卒業までサポート。
その間、東京都の障害手帳(愛の手帳)を取得、卒業後は都の職業訓練校に通い、大手タイヤメーカで元気に勤務しています!


今回はLDに絞って例を挙げさせていただきましたが、客観的、数値的なものが存在しないので、どんな専門家でも経験が頼りなんです。
本を読み、聞きかじりの知識でご自分の子ども一人を見て、判断する事など難しいのです。

発達障害(注意欠陥、多動性障害 (ADHD)、学習障害 (LD)等でも受け入れる高校をお探しの方はお気軽にお問い合わせください!


今回もお読みいただきありがとうございました!
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