第79回「読書のすすめの落語のすすめ」ありがとうございました!
昨晩は、第79回「読書のすすめの落語のすすめ」へ、足をお運び下さった皆様、誠にありがとうございました。
三遊亭全楽師匠・三遊亭神楽師匠におかれましては、演芸場なども小規模の寄席から段階的に解除されてきているとはいえ、まだまだご活躍の場がないそうですが、
今回も渾身の一席をみせて頂きました!
コロナ禍がまだまだ続く中、今必要なのは“笑いの力”ではないかと、今回の「読書のすすめの落語のすすめ」で強く感じました!
今、国全体が、政府やマスコミの偏った情報に、よく考えず正義感を振りかざして、人の行動を監視・批判する社会です。
何かに支配され自分で自分を支配できない人は、束縛が善で解放が悪になります。
その世間の今の状態を、面白可笑しくひっくり返してくれる人を、私たちは待ち望んでいますが、
それをやっていくのは、私たち一人ひとりです。笑う力によって。
人間にとても近いゴリラ社会から人間社会を照らしてみて、現代の人間社会がいかに不自然であるか、大きくバランスを崩してしまった人間を、あらためてゴリラに学ぼうと研究されている京大山極総長のお話で、
人間の笑いは吐く笑い、ゴリラの笑いは吐いて吸う笑い・腹式呼吸での笑いです。
吐いて吸う腹式呼吸での笑いで、多幸感の神経伝達物質エンドロフィンが放出されるそうです。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのです。
私たちは、正義感にかられて、皆善人になって、他人を監視・批判するよりも、
一人ひとりがユーモアをもって笑って、エンドロフィンを放出する笑う力こそが、
これからの人間社会の不自然さを微調整していく原動力になると思います。
束縛・監視が社会をよくするのではなく、笑う力と解放が、不自然ではない人間社会をつくる原動力となります。
“ユーモアは智性”といわれますが、その智性は、
読書のすすめ清水店主がおすすめする、先人から学ぶ人間の生き方“縦糸の読書”や、
三遊亭全楽師匠・三遊亭神楽師匠による腹を抱えて笑う落語を聴く体験から、
智性は磨かれ、ユーモアに。
笑う力を、これからの本当の人間社会を築いていく原動力に!!
それにはまず、私にもっとユーモアを、モアーモアーー!!
「読書のすすめの落語のすすめ」
次回は、
7月8日(水)19:30~
8月12日(水)19:30~
ぜひ、お待ちしております!
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