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(希望の新聞HOPE)一日300km走破!? 管理栄養士EMIのロードバイクチャレンジ

(この記事は2022年9月に発行された『希望の新聞HOPE』のアーカイブ記事です。当時の情報をそのまま掲載しているため、現在とは状況が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。)

 登録者数四千人超のYouTubeチャンネル『管理栄養士EMI』が、八月で開設二周年を迎えた。栄養補給からロードバイクの走行動画まで、ジャンル豊かな同チャンネルが記念に公開した動画は、ロードバイクの300kmチャレンジ。大阪府東大阪市から京都府舞鶴市までの往復は、車でもひと苦労の距離である。

 チャンネル開設のきっかけは、EMIさんのダイエットサポートの仕事。トレーナー自ら運動する姿を発信しようと思い、夫の尚悟さんの趣味だったロードバイクに便乗した。EMIさんのスポーツや栄養指導の経験を活かしながら、尚悟さんが動画の撮影と編集を担当、まったく知識がない状態からのスタートだった。

 淡路島一周(150km)や琵琶湖一周(244km)など、ハードルの高い挑戦を更新していくたび、視聴者も増加。トレーニングや本番で心が折れそうな時は、「辞める理由を探してしまう自分がいる」という。それでも「勇気をもらえる」「勉強になった」といった視聴者の声に後押しされ、手探りの二年を駆け抜けた。

 今回の記念動画では、合計17時間の挑戦が集約されている。朝3時の出発から、淀川・北摂・南丹・中丹などの各地を経て舞鶴港に到着、さらに同じ距離を復路として走る。「きついね」「ゆっくりいこう」という尚悟さんの声を背に、夜20時の自宅到着まで走り切った。

 新たな挑戦を通して、井上さん夫妻は語る。「大人になるほど、自分で限界を決めてしまう」「楽しんで生きる姿が伝われば嬉しい」 夫婦の支えはもちろん、視聴者からの温かい声援も、運営や挑戦への励みになっているという。バイクの両輪のように、二人三脚の挑戦は続く。

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