穂村弘の『絶叫委員会』を読んだ。
「最近技術書やビジネス書ばっかり読んでいて小説読んでないなー。」とふと思ったので、丸善に技術書を買いに行くついでに小説コーナーをのぞいてみました。
すると、こんな本を見つけました。
絶叫委員会。
装丁が面白そうだったのでジャケ買いしました。
ウニって本当は宇宙人だったら怖いね
自然に掌をあてた中指の先、だよ
普通に暮らしていたら絶対に出会わない言葉が並んでいたので、これは絶対に面白いぞ、と思いレジへ。
そしたら案の定面白くて、ゲラゲラ笑いながら読みました。日常に潜むおかしなこと、普通だったら気付かずに通り過ぎて行きそうな言葉たちを、絶対に逃すまいという穂村さんの熱量がビシビシと伝わってきました。
1話3ページくらいの短編集なので、ちょっとした空いた時間に少しずつ読んでいこうと思いましたが、面白すぎて気づいたらお風呂やら寝る前やらで一気に読んでしまいました。久々に本で声だして笑った。
とりあえず、失恋で悲しんでいる友達にこの本を渡しにいこうと思います。
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以下面白かった話のタイトルです。
恋人たちの言葉
天使の呟き
直球勝負
直球勝負・その2
あるけどないもの
現場の弾力
電車内の会話
エクステ
理不尽の彼方
逆効果的
うっかり下手なこと
OS
幻の地雷
天然
寝言たち
結果的ポエム
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と私はこんな感じです。
みんなもペンを持って街に出よう。
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・・・
読んだのは結局小説じゃなかったのだけれども。
読んでいただきありがとうございます。