法人税にかかる金額をざっくりとまとめてみる。
こんにちは。長野県松本市でWeb制作事業を行なっております株式会社Resの賀川と申します。
法人税を払う
弊社は決算が8月。税金は決算終了後2ヶ月以内の支払い期限となりますので、10月が法人税等の支払いとなります。
経理についてですが、弊社の場合全て税理士さんにお願いしているので、恥ずかしい話税金がいくらかかるかというのをほぼ把握していないのです。。。
となると何が起きるかというと、9月末頃に法人税の支払い金額を初めて知ることになり、目玉が飛び出るくらいの金額を納めなくてはいけないという状況になるのです。
法人税を収めるということは、会社が利益出しているということなので喜ばしいことではあるのですが、いきなり〇〇万円のお金が必要と言われてしまうとすんごい嫌な汗かくのです。
もう二度とこんな思いはしたくないと、『来期以降はこんなことにならないように予め把握しておくぞ!』と意識高く持ち税務の学習を始めたのですが、
・え、これはなんの計算?
・利益〇〇円以上の場合は税率が△△だけど、利益××円の時は税率が◎◎円になるって何?
・この税金ってうちの場合かかるの?かからないの?
というように、めちゃめちゃ複雑で難しい。こんなに面倒なら来期も同じ気持ち味わった方がマシだぜ。。。とか思ってしまいます。
(というか、そう思っていたので今の今までやってこなかった。。)
税理士さんに相談しよう。
と途方に暮れていたのですが、「あ、税理士さんに質問してみれば良いんじゃない?」という一番簡単な方法を思いつきました。
上記のような悩みを税理士さんに相談してみたところ快く応じてくれて、しかもメールだけだと分かりずらいのでということでzoomでミーティングして暮れました。神。
そしたら非常にシンプルに教えて頂いたので、今回はその知見をシェアします。
※以下はすべて弊社の場合(利益、場所等々)で算出しておりますので、全ての法人に当てはまるものではないことを予めご理解くださいませ。
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決算時の税金はだいたい利益の23%くらいで考えておくと良い
結論から言うと↑です。『決算時の税金はだいたい利益の23%くらいで考えておくと良い』とのこと。
まず最初に言われたのが、『税金の計算を理解するのは法人税法を知る必要があり、正直申し上げると難しい』ということでした。
まぁそうですよね。何事も知識がないと無理。
ですが、それをふまえて私のように知識ない方にも分かりやすくいうと上記だということです。
法人時に払う税金としては、下記のようなものがあります。
1. 法人税
2. 地方法人税
3. 事業税
4. 法人県民税
5. 法人市民税
6. 地方税金特別税
ここら辺の税金を合算すると、大体利益の23%くらいで考えておけと言われました。
プラス消費税がかかる
あと、プラスで消費税がかかります。消費税は業種によって異なるのですが、弊社の場合だと、消費税の50%が徴収されます。
つまり、消費税が10%だとすると、5%が決算時にかかる消費税となります。(10%の50%ということ)
簡単にまとめると
ということで簡単にまとめると、決算期に必要な金額は
- 法人税等で利益の23%
- 消費税で5%
がかかることになります。
おまけ1:予定納税
税金の支払いについてですが、金額によっては半期に1度予定納税が必要になります。
決算の2ヶ月後に支払うようになります。(弊社の場合だと、8月決算10月納付日なので、予定納税は4月になります。)
予定納税は今期の金額ではなく、前期の金額をベースに考えられるので、前期100万円税金を納めた場合は50万円の予定納税となります。
また、こちらはあくまで予定なので、決算時に金額を調整するようになりますので、もし多く払っていたら戻ってくるようになります。
その他:源泉所得税
税金で忘れてはいけないのが源泉所得税ですね。年に2回、7月と1月に半年分をまとめて支払う必要が必要になります。
決算の時の金額に比べれば少ないですが、こちらも忘れてはいけないもの。
参考にしたサイト
下記のサイトはとても分かり易かったです。ありがとうございました。
ということで今回税理士さんに確認した点は以上です!
細かいところを見るともう少し突っ込む必要があるのですが、簡易的なものとしてはこの程度で良いかなと。
聞く前は不安だったのですが聞いてまとめてみるとあらスッキリ。何事も悩んでないで、聞いてまとめて解決するのが一番ですな。
税金については引き続き学習していくので、オススメの本があれば教えていただきたいです。
↓たくさんあるんですよね。。
読んでいただきありがとうございます。