歪んだ福祉で国が疲弊している

10年前の私のブログです。
寺島実郎さんのこと、調べたら健在でしたね。
それにしても、生活保護3.7兆円。
防衛予算に迫ります。
外国人生活保護にも1200億円
男女共同参画基本計画関係予算は10兆円
確かに歪んだ福祉だ。

民主党のブレーンだったにもかかわらず、今頃、全うなことを外国の新聞に言っている。

崩壊民主党を足早に去ったといえば、賢い選択か。

ここで、東亜日報の記事を転載する。

『「日本は歪んだ福祉で国が急激に疲弊している。

韓国も気をつなければ、日本のようになる可能性がある」

日本を代表する政策ブレーンで、野田佳彦政権の対外政策に大きな影響を与えた

寺島実郎・日本総合研究所理事長(65)

は、東亜(トンア)日報とのインタビューで、年末の大統領選を控えて福祉公約をばらまいている韓国政界に心から忠告をした。

寺島氏は、

「歪んだ福祉政策が日本の国民を弱気にさせている」

とし、

「韓国も日本式衰亡の道を歩むのではないか、心配して見ている」

と述べた。

先月31日、東京都内にある「寺島文庫」(個人図書館)でインタビューを行い、5日間、書面での補充質問を通じて、内容を補完した今回のインタビューは、54年ぶりの政権交代に成功した日本の民主党政権が、政権2年目で崖っぷちに立たされている理由を探るための席だった。

民主党は、子ども手当や高速道路無料化など、政権交代の原動力になった目玉の福祉公約を撤回したり縮小したりし、穴が空いた財政を埋め合わせるための消費税率引き上げ法案をめぐって党が分裂寸前だ。

欧州財政危機の根本原因も「ばらまき福祉政策」という点で、日本民主党の危機は世界共通の危機でもある。


――民主党政権が失敗したという評価が多い。

「東西冷戦時代、日本の政治には社会主義対資本主義という明確なテーマがあった。

しかし、冷戦が終わった後、新たな政策軸を見いだせないまま、政権だけを狙った合従連衡の時代が展開した。

09年に民主党が政権を取ったが、国家のための大きな政策を掲げるのではなく、票を得るために、福祉を前面に出し、
「コンクリートから人へ」
を強調したため、公約が受け入れられた。

政策のメインディッシュはなく、デザートとサラダだけで外見を追求する、CMソングだけが流れる政党だった。

このような政党が政権を取ればどのような結果を招くのか、今回目の当たりにした。

しかし、失望したかと言えば、そうでもない。

この機に日本が次に何を目指すべきか明確になったからだ」


――韓国でも大統領選挙を控え、福祉公約が溢れている。

「成功と共に自負心も度が過ぎれば、貧しい人のために金を使おうという考えも浮かぶものだが、副作用も考えなければならない。

いわゆる分配の正当性の問題だ。

日本で、年間3兆7000億円の生活保護費が出ていると言えば驚く人が多い。

3人家族基準で、生活保護対象者一世帯あたりの年間支給額が、生活保護費200万円に、住宅扶助、医療扶助など合わせて300万円(約4530万ウォン)にのぼる。

一方、日本の労働者の3分の1以上は年収200万円以下だ。

一所懸命働いて税金を払って国を支える人が、むしろ損害を被るわけだ。

こうなれば、急激に国が疲弊する。

韓国も気をつけなければ、日本のようになる恐れがある」』転載終了


まさに、正論であるが、この人が、日本を最悪の淵に追い込んだ張本人かも知れないのだ。

ネットでは、こう言われている。

「寺島って鳩山に沖縄米軍の県外移転を吹き込んだアホだろ。 」

確かに、鳩山外交のブレーンであったので、信憑性は高い。

ルーピー鳩山外交音痴が、自信をもって、県外移設を唱えるのは、何らかのメンターがいないと無理だったであろう。

やはり、気持ちが外国よりになっている。

日本の心配をして欲しいものだ。

記事の続きには、「韓国や中国に負けられないというレベルの安っぽい民族主義が生まれるので心配だ。

ただ、最近の若者は、韓国や中国に対する見方が水平的だ。

日本が優れているという考えがない。

これは可能性だと考える。」と言っている。

安っぽい民族主義?

何を考えているのであろうか?

水平的な考え方をするのが、可能性?

安っぽい民族主義は、中共や韓国のことではないのか?

どこまでも、売国的なんだろうと思い呆れ、日本は、この人の尻拭いために、大きな代償を負っている。

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