Logic Pro 内蔵のストリングスを使える音にする
はじめに
Logic Proの良いところは、PCM音源、いわゆるサンプリングされた音源がStudio OneやCubaseなど、他のDAWと比較して最初から割と使える音なことが多いという点にあります。
が、しかし、ストリングスになると、他の皆さんの使う有料音源いわゆるSession Stringsや、他のChamber Stringsに比べて劣ってしまうのが効いていてはっきりわかります。
でもそれには原因があります。そして、Logic ProのStudio Stringsには他にない良い点もありますので、微妙な点を補い、良い点をうまく利用していきます。
メリット・デメリット
それでは、やっていきます。
加工していく
①Studio Stringsを立ち上げる
そらそうじゃ。Vn、VnII、Va、Vc好きなだけ。
立ち上げたらBusにまとめて「Strings Bus」を作ると管理が楽。
②EQで不要なLowを切る。
EQ処理です。最近は色々処理がめんどいので、Wavesの「SSL G Channel」を使っています。 音も綺麗で硬くなるし。
③FXのインサートにリバーブを追加する(音色リバーブ)
なんのプラグインのリバーブを使うかは好みです。内蔵のやつなら、音がいい「Space Designer」か、扱いが楽な「Silverb」あたりか。
僕は4000円くらいで買った、「valhalla vintage verb」を使っています。このインサートでかけるリバーブはストリングスの音色を決める大事なリバーブ、ここで、どれくらい奥行きのある音にするか、いわゆるストリングスの「それっぽい音」にどれくらいするかを決めるわけです。
④Sendを利用して、Busでリバーブをかける(空間リバーブ)
これは、空間を作るためのリバーブです、ストリングスのバスで同じものを使ったり、楽曲全体の楽器で同じものを使ったりします。「Room」「Hall」「Plate」など、好きな広さ、空間を選びます。
僕が使っているのは、「LX480」という、レキシコンのモデリングのリバーブプラグインです。深くて、自然な空間リバーブがかかって、主にRoomを使っています。
以上です。簡単なんです。
これをやってから、今まで使っていた、Viennaの「Synchron Strings」を使わなくなりました。
ただ、これだけではなく、ここからさらにプラスαの処理をしていくことが多いので、そこまでやってみたい欲が出てきた方は以下の有料コンテンツをご覧ください。
いったんまとめ
ここでしっかり厚みを出すと、楽曲の中に無駄に音源を増やしたりする必要がなくなって、「最近ぽい音の曲」「令和っぽい音の曲」に仕上げることができます。
実際にDTMのオンラインレッスンもやっているので、ちょっと気になったことなどありましたら、こちらの記事もご覧ください。
ありがとうございました。
以下、プラスαコーナー
僕の使っているやり方、プラグインを理由とともにそのまま書いていきます。
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