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第1回 土星紀 0055(1986年4月発行)

2021年、工作舎は創立50周年を迎え、記念出版第1弾として『最後に残るのは本』を3月に刊行します。これは、新刊目録「土星紀」に1986-2000年に連載された書物エッセイ「標本箱」をまとめたもの。「土星紀」自体、書籍への「投げ込み」、いわゆる「消え物」として制作され、「今月の紙」「今月の色」をはじめ、印刷物の特色を生かしたデザインで多くの読者に喜ばれました。消え物ゆえ、残念ながら全号を揃えることは困難に。そこで選りすぐりのバックナンバーをご紹介します。紙の手触りは伝わりませんが、色・デザインだけでも残したい、というささやかな気持ちです。*画像は拡大します。なお、掲載している住所と電話番号は現在使われておりません。

表1:『パラサイコロジー』ジョン・ベロフ

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中頁:エッセイ「標本箱」#001 「ないたあかおに」小松和彦

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既刊紹介:『カオスの自然学』テオドール・シュベンク/『キルヒャーの世界図鑑』ジョスリン・ゴドウィン/『生命のニューサイエンス』ルパート・シェルドレイク/『マジカル・ヒーラー』S・クリップナー+A・ヴィロルド

エッセイ「私の科学遍歴」最終回:「生命のことば」神沼二真(かみぬま・つぐちか)

コマ漫画「SODOKARE」作・祖父江慎

表4:工作舎の本・常備書店

【用紙】針葉樹パルプを主成分に開発された、ソフトな手ざわりの「ニコル」


*「私の科学遍歴」の神沼二真様の連絡先が不明のため、ご本人もしくは著作権継承者の方を捜しております。情報をお寄せいただけますようお願い申し上げます。
工作舎 出版営業部 saturn@kousakusha.co.jp



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