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「養老孟司×細見コレクション」で養老先生にお会いした

今回は、虫めづるイモムシ画家の桃山鈴子さんが京都の細見美術館特別展「虫めづる日本の美─養老孟司×細見コレクション─」を観に行った日のレポートです。展覧会の監修者である養老孟司先生にお会いでき、伊藤若冲の絵を間近で鑑賞した感動を絵日記でつづります!


 紅葉にはまだ少し早い風の強いよく晴れた日。私は京都にいた。
「虫めづる日本の美」という魅惑のタイトル。
その上、養老先生がお見えになるかもしれないと風の便りで耳にしていた。そう。私は京都細見美術館で開催されている「虫めづる日本の美─養老孟司×細見コレクション─」を初日に見に行ったのだ。

(続きは下の画像を拡大してご覧ください)

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多くの展示作品の中で私は特に伊藤若冲の「糸瓜群虫図」に釘付けになった。この絵の中の生き物は全部で11点で、虫が9点に残り2点はカタツムリとカエルだ。(「糸瓜群虫図」の全体図は下記リンクでご覧ください↓)

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(↑拡大してご覧ください↓)

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養老先生の一言から若冲の絵の素晴らしさを再発見し、多くの学びを得ることができた。この展覧会は2022年1月30日まで開催している。期間中、もう一度若冲の絵に会いに行こうと思っている。

↓養老先生に絵を見ていただく私(お会いした時はお面は外してました)。先生のネクタイの模様に注目!

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養老先生にいただいたサインは宝物↓

養老先生サイン


細見美術館 特別展
「虫めづる日本の美-養老孟司×細見コレクション-」

2021年10月29日〜2022年1月30日まで延長開催
入館料:一般1,300円 学生1,000円
伊藤若冲をはじめとした虫と日本美術の名品、現代作家の作品が一堂に会しています。展覧会情報は下のリンクからどうぞ!

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