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「寝付けぬ時の少しの絶望

【●メンヘラ注意報●】

【不快な思いをさせるかもなので、迷い込んだ方は紅葉の画像を見てお帰りください】


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ベッドでゴロゴロとしていると一日が終わってしまう。

やけに体も重く感じる。なんか空気も澱んで見える。

あー、めんどくさいなぁ...。あぁ...。


なんて日々を送っていると腐ってくるわけだ。

中学生とか高校生の頃はどんなに体が重くてだるくても、怒られたくないなぁ面倒だなぁとなんとか体を動かせたのに、いざ自由になるとその努力をさぼってしまう。強制力がないと体が動いてくれない。

暇は嫌いじゃないけど苦手だ。昔から暇を持て余してきた。

好きなことをやれと言われても困るのだ。その前に色々とどうでもよくなってしまうから。好きなことのためにやる気を燃やそうとすると、それだけでもう疲れてしまう。


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「好きなことが見つからないなら、まずやるべきことをやればいいのに。

君の知っているあの人は、自分の劣等感を隠すためにたくさんの資格をとっていた。アプリで彼女を作って1年になる奴もいる。安定した職業に就いた奴もいる。君は何をしていたの?


「僕は死なない努力をしていたんだ。

大学のカウンセラーや自助グループに行って、本を色々読んで、いろんな人と話したよ。友達と電話するようになったのもあの頃からだ。それまでは友達と深い話をするなんて、そんな技能持ち合わせていなかったからさ。


「それ以外はずっとゴロゴロして、現実逃避していたんでしょう?

それに死ぬだなんて笑わせてくれる。そうやって過激な、誰かが振り向いてくれるような言葉で正当化して、結局現実の状況は変わっていないじゃないか。苦しくても何か世間的に認められるような実績があれば自分を正当化できるだろうに。


「そうなんだよ、笑ってくれよ。こいつは馬鹿みたいな考えを振り回して足元ばかり見て動こうとしないんだ。

たださ、考えてほしいんだ。今もし何かしら働いていて、或いは彼女がいたとして君は幸せになれるのか?そのステータスのおかげで友達にとってはまともな奴かもしれないが、仕事場での人間関係、もしくは彼女との深い関係を築くことができるのか?人と親しくなるプロセスもよく分からないまま、これまでいくらだって失敗してきたのに、どうして何故そんな正論振り回せるんだ?


「そんな早口にならないでくれよ。僕が言いたいのはトライ&エラーだってことだ。

前やっていたバイトの人間関係だって、君は失敗した意味がなかったと思っているのだろうけど、失敗だって十分な価値だ。今ならあの失敗の理由もわかるだろう?もう少しうまくやれる自信と経験があるだろう?それはあれから君が色々と知っただけでなく、失敗した過去があるからだ。脳にこびりつく失敗があるからこそ、変化できる、変化を喜べるはずだよ。


「分かってる。分かってるよ。

ただ理由も分からずエラーを続けて、絶望していなくなろうとした奴もいた。本当にいなくなった奴もいた。だから怖いんだ。今の、前よりかは強くなった僕がトライ&エラーに耐えられるのかって。この前なんかも、挑戦したところまではよかったけど、結局逃げてしまった。無能な自分を素直に受け入れて、変えることができなかったんだ。その上活動を続けていく中で勝手に自意識過剰になって、メール1つもろくに送れなかったんだ。こんな僕を笑ってくれよ。


「.........。

「絶望は罪」だって言葉聞いたことある?難しいことは分からないんだけどね、でもまぁ生きる上で絶望があんまりよくないってことは僕にも分かるんだ。絶望するってことは投げ出してしまうことだ。見捨ててしまうことだ。君はまだ絶望しきってない。だからそのまま抗い続けてほしい。それから、もし絶望する機会があったとして、それを罪だなんて思わないでほしい。あくまで「絶望は罪」なんて言葉は、抗うための言葉であって、君を追い詰めるための言葉ではない。これを言っておかないと、君は君を傷つけたがるからな。


「うん、うん、わかった。ありがとう。

とりあえず眠くなってきた。罪悪感と謎のテンションで書いてきたけど疲れてきてしまった。寝よう。気持ちよく寝るのが健康に一番いい。あと明日は昼風呂にでもつかろう。おやすみ。


「おやすみ。


おわりに

ただ「誰かが見てくれたかもしれない」っていう感覚を得るために書いているのだろうね多分。深夜テンションだからなおさら、ね。



あと次から普通に書きます。

つばめ

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