薬剤師さんのお仕事とは(私の体験 その③漢方薬局修行時代 勉強編)
好きなことで生きていきたいみなさんこんにちは 今回は私の漢方薬局修行時代の勉強に関してお伝えします
突然ですが、下記に何が書いてあるか分かりますか??
これは本場の中医師のカルテです (権利関係は許可を貰っています)
まず、中医師の字が読めないし(笑)、字が読める様になっても何を意味しているのかすぐには分からないですよね。 しかも 「えっ?漢方薬じゃなの??〜湯とかそういうの出てこないの??」って思いませんか? 僕は最初思いました。
でもこれが 中医処方、世界のスタンダードなんです。
本場中国では〜湯 〜丸という名前で処方されることは殆どありません。全部生薬名で処方されます。
つまり、生薬名で処方を覚える 生薬の基本的な性質を覚える事は 英語を勉強する前にアルファベットを覚える様に漢方薬のプロになるためには必須項目だと言えるでしょう。 鍼灸師の先生方が経穴を覚えるのに似ています。
日本ではすぐに方剤から覚えようとする方が多いのですが、初心者が方剤から勉強をスタートするのは逆に遠回りだと僕は思っています。
まず最初は ①中医学基礎 その次に②中薬学 それができてから方剤を覚えた方が学習が速いと思います!
ちなみにきちんとした漢方薬局で一年間真剣に勉強すれば上記の処方は読めるし、内容を理解できる様になります!
僕が中医学を習得した方法はこちら
今日は漢方薬のプロになりたいのであれば生薬から覚えた方が良いですよ
というお話しでした。
次回は修行編実際の業務内容編について記事を書きます。 面白かったと思った方はスキボタンを押してね💓
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